今回XBOX360を再購入したのは年末年始にブルードラゴンをプレイする為と言っても過言ではありません。

今回プレイするにあたって事前情報は全く収集しませんでした。知っているのは「ヒゲ」こと坂口博信氏プロデュース、キャラデザ・鳥山明氏、音楽・「ヒゲ」こと植松伸夫氏が関わっている事ぐらいです。(注:植松氏は髭ですが「ヒゲ」とは呼ばれてません)

リアルタイムムービーを中心としたストーリー展開、基本はFFシリーズを踏襲しているのでしょうが、鳥山氏のデザインを採用しているだけで随分と違う感じになります。しかし正直ゲームのキャラデザとして鳥山氏ってどうなんでしょうかねぇ。絵師としては非常に上手いと思うんですよ、立体的な絵なんて特に。でも、宮崎氏の映画とかでもそうなんですが、鳥山氏の独自の世界観ってのが色濃く出てしまうので、特にゲームのように長時間付き合うメディアになると早めにお腹一杯になってしまうんですよね。操作キャラとボスキャラ程度が鳥山氏で、後は別デザイナーとかの方が新鮮味あって面白いと思ったりします。かなり懐かしいOVAですが、「吸血鬼ハンター"D"(1985年)」のように主役は天野喜孝で、周囲は芦田豊雄キャラといった風に違和感あった方が結構良かったりする場合もあるんです。

操作は左スティックで移動、右スティックで視点回転とFF11・12~DQ8と大作RPGにおいてもスタンダードな操作方法で違和感はありません。既に完成されてしまい、同じ操作方法のRPGばかりというのもあれですが、たまに固定視点のRPGをプレイしたときのイライラ感に比べるとたいした問題ではありませんね(決してゼ○サーガでは無いんだってば!)ただ、視点回転はFF11と比べると逆だったりします。コンフィグで逆回転に変更できるのですが、どちらかに統一して欲しいです。ついでにコンフィグではキーアサインもある程度選べます。A/Bボタンの役割を逆にすることも可能なんですが、「なぜFF11でも逆に出来ない」のかが気になって(と言うか腹が立って)ゲームに集中できませんでした(笑

一風変わったシステムとして、自キャラが操作可能になったら「プレイアブル!」と流暢な英語で教えてくれます。イベントシーンがリアルタイムムービーですので操作可能になったタイミングが分かり辛い為という配慮なのかもしれませんが、「なんで英語やねん!」と言いたい。「操作できます」でエエやないけ、オゥ?と喋り口調になってしまうぐらいに突っ込んでしまいます。この調子ならクリアまでこのご親切なアナウンスを聞かなアカンのかな・・・はぁ。

声と言えばムービーシーンを見ていると気づきますが「ん?声が大人やな?」と違和感があります。主人公の見た目や体格はどうみても小学生なんですが、声だけは妙に大人だったりします。不思議に思い説明書を読むと(私は基本説明書を読まない:有野方式)、主人公グループは16歳~17歳、高校生かよ!もう少し大人の等身や顔つきにすればいいのにねぇ。

とまぁブチブチ言いながらも最初のセーブポイントまで15分ほどプレイをして保存したのですが、保存データが消えているような・・・。大丈夫なんかなこのゲーム。気分転換にモタストでもやるとするか。