セーブ問題については説明書にも注意書きされてましたね。やっぱり説明書は読まなければいけないようです(笑 ブルドラは新機軸のアイデアも結構盛り込まれてますのでちゃんと読み込んでおいたほうがいいですね(当たり前ですか)

序盤の展開が終了し、ようやく「影」と呼ばれるドラゴン達が使えるようになります。それまでは主人公たち人間キャラが直接攻撃していたのですが、彼らスタンド?が憑依した後は直接攻撃も魔法も全てスタンド任せになります。坂口氏の趣味でしょうか、最初から魔法剣が使えるのが結構楽しかったりします。FF11でも赤魔専用剣のエンハンスソードでエン系の強化をしてたぐらいですから(残念ながら実際にはジュワユースの方が強いとされてますが)。

戦闘時は普通のコマンドタイプではありますが、様々なアイデアが盛り込まれてます。例えば、魔法や一部の攻撃の際にゴルフゲームのようなパワーゲージが表示されます。ゲージを最大まで引っ張ると範囲魔法になったり、威力が強化されるのですがその分詠唱時間が長くなります。どのぐらいまで引っ張ると攻撃タイミングが遅れるのかがゲージに表記されますので、戦略的に戦闘を行うことが出来ます。単なるボタン連打にならないように工夫されているなと思います。また、エンカウントシステムについても様々なアイデアが盛り込まれており、プレイヤーを飽きさせない作りになってます。

尚且つ、アイデアを詰め込むだけではなくシンプルで洗練されたものになっております。このあたりは長年RPGを作り続けてきた坂口氏らしい経験と蓄積したアイデアの豊富さを感じます。ありがちなテンポの悪さも感じませんし。

しかし、最初の村(移民のキャンプ)周辺で少し困ったことになりました。全く情報なしでプレイしているのですが、毒消しアイテムが殆ど入手できないのです。村周辺には強力な毒をもつ敵も徘徊しておりますし、毒を食らえば少し歩いただけでHPが1になってしまいます。しかも時間が経っても消えないようです。村で宿に泊まれば毒は消えるのですが、アイテムか魔法で毒を消す手段がないと遠出が出来ません。そのくせ村には毒消しを貴重なアイテムに交換してくれるNPCがいますので、そのあたりに何か鍵があるのでしょうか?しかしこのようなところで詰まるとは先が思いやられます(笑

とまぁ、久々に王道系のRPGをプレイしたのですが中々に楽しめてます。GTHDコンセプトやモタストも合間を見てプレイしていますし、共存は出来ているようです(ハード違いますしね)。気になるのはXBOX360のウルサさですかね、ブルドラ自体は5.1サラウンドを効果的に使っており、音楽的にも楽しめるのですが本体の騒音に相当邪魔をされてます。無線パッドですからどこかの箱に入れて騒音を止めてやろうかとも思いますが熱暴走が怖いですしね。

しかし、一応マイクロソフトブランドだから難しいでしょうけど、PS3にも移植して欲しいですね。これだけの力が入った良作ゲームが10万本程度と言うのは寂しすぎます。メガドラのLUNARを思い浮かべずにはいられません・・・。PS3は無理でもPCゲームとしてなら可能性有りか。