以前から画像/動画ビューワが欲しいと思ってました。私が携帯の液晶解像度に執拗にこだわるのも「気軽に持ち歩ける画像/動画ビューワ」が携帯電話に組み込まれたら便利だろうなと夢見ているからです。しかし一般的な折りたたみ式携帯電話のディメンションでは3インチワイド液晶が限界に近いでしょう。昨年Vodafone904SHを購入したのも2.4インチVGA液晶にビューワとしての可能性を期待していたからなんですが、残念ながらメールやWEBのフォントが美しくなる以上のメリットは見出せませんでした。

携帯電話マルチビューワ化の野望は今後のiPhoneを中心としたスマートフォン市場の拡大を待つことにするとして、携帯電話以外でビューワとして使えそうな機器は結構あります。

電子手帳・ポケットPC系
W-ZERO3等PocketPC・LinuxZaurus(リナザウ)・東芝GENIOはVGAどまりでビューワ機能だけを目的とするには値段が高い。

フォトビューワ
エプソン「P-2000~5000」シリーズは大容量HDDが魅力だが値段が高い。液晶は高品質だがこれもVGA止まり。

電子書籍リーダ
ソニーLIBRIe(リブリエ)
6インチ白黒4階調SVGA(800×600ドット)。単4形アルカリ4本にて駆動は便利だが本体は幅126mm×高さ190mm×奥行13mmと若干大きめ。白黒液晶は少し厳しいかな・・・。尚且つJPEG等を閲覧するには専用ソフトで変換の必要有り。松下Σブックもモノクロなので除外、1024*768×2枚でカラーなら強烈なスペックなんですけどね。

松下 Words Gear(ワーズギア)
5.6インチカラー液晶(1024×600ドット)を搭載した電子書籍リーダ。満足できる液晶スペックを持つ唯一の端末です。ちなみに5.6インチ液晶と言うことは約85mm×113mmとなり、文庫本の印字エリアとほぼ同じ大きさになります。本体サイズは幅105×高さ152×厚さ18.5~28.4mmとなりますので厚めの文庫本サイズで重量325gで若干重めといった感じでしょうか。連続使用時間は6時間。SD-AudioやSD-Videoをサポート。

大本命はワーズギアです。4インチ弱程度の液晶ではビューワとしては力不足ですし、他の電子書籍リーダは白黒液晶だったりしますので現時点で私の求めるビューワ端末はワーズギア以外の選択肢は無いと思います。気になるのは6時間の駆動時間ですが、充電池が消耗すると使い物にならなくなる恐れがあります。予備の電池パックは必須でしょう。SDメモリも2GBまでとなってますが、ノーブランドなら数千円で入手できますので複数枚を使い分けすれば大量のデータを持ち運び出来ます。

と言う事でワーズギアを注文してしまいました。到着が楽しみです。