「V-music」シリーズの「海中遊泳」が非常に素晴らしい内容で満足行くモノでしたので、「富士彩景」も購入しました。BGMはクラシックの名曲を中心に収録されており、BGVとしての活躍を期待させる内容です。

しかし「海中遊泳」で見せた高品質な作品世界は、残念ながら「富士彩景」では体験することは出来ませんでした。

遠景での撮影映像はノイズが多くシャープさに欠ける場面が多く、フルHDTVでは逆に粗として感じられる部分が多いと感じました。近景映像はさすがに高精細で「オッ」と思わせるシーンもありますが遠景中心に作品が構成されている為、全体的にシマりが無い映像しか印象に残らない結果となってます。

近景においてもNHKとは思えない品質の映像シーンが散見されます。特に、12分あたりで川面を映し出した映像がありますが、40Mbpsを維持しているにも拘らずブロックノイズと偽色で酷い状況になってました。このあたりはビットレートは十分に維持されてますのでソースの品質に問題があると思われます。

ためしに以前購入した「上高地四季」を続けて見ました。遠景シーンではフォーカスの甘さは気になりますが「富士彩景」程のノイズは目立ちません。ビットレートは「上高地四季」の方が36Mbps前後と若干低いのですが、比較的新しい機材による撮影なのかも知れません。

このあたりは憶測ですが、NHKの豊富なハイビジョンソースにおいても、勿論BSデジタル初期(2000年前後)の頃と今では撮影機器の品質も相当に違うはずです。今まではビットレートの低いBSデジタル放送を良くてハーフHDTVにて視聴していた訳ですから低い品質のソースでもそれほど目立たなかったのでしょう。(アナログハイビジョン時代からのソースは含めないとして)

さて、Blu-ray版V-musicの最後「桜爛漫」を購入しようかどうかを迷い中だったりする。「世界自然遺産 北アメリカ/中央アメリカ」も気になりますが。
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=KMBD-28001