Blu-ray版「オープン・シーズン」が到着しましたので、早速視聴しました。以前のブログにも書きましたが、PS3立ち上げ時からPS Storeにアップされていたデモムービーの中でもダントツの高画質を誇っていましたので期待しておりました。

今回のBD版「オープン・シーズン」の売りは画質です。制作からBD化に至るまでの全工程を、全てデジタル処理で行なうというDDD(digital to digital to digital)方式を採用したとの事で、パッケージにも「高画質」とシールが張られるぐらいの押しの強さが目立ちます。

素晴らしい事に、あのデモムービーの画質が全編に渡って維持されてます。内容に関しては子供向けと言う事もあり、特筆すべきことはありませんがついつい画面に見惚れてしまいます。明らかに地上波/BSデジタルとは一線を画した画質はインパクト十分です。

「イノセンス」のマットな質感を重視した絵作りも魅力的で捨てがたいのですが、「オープン・シーズン」の画質はBlu-rayやフルHDTVにおけるスペック上の頂点に到達したと言えるでしょう。これ以上の品質を求めるにはソースの品質を向上する必要があります。

ちなみに私にとって初めてのAVCコーデック(H264)のBlu-rayディスクになります。試しにビットレートを調べてみたのですが、コーデックの性質上MPEG2に比べると上下の幅が大きいのですが、平均で20Mbps強程度ではないでしょうか?明らかにMPEG2ならば40Mbps以上は必要な画質です。コーデックの世代の違いをまざまざと見せ付けられた形になります。

DDD方式を採用した実写系ソフトも見てみたいですね。