ITmediaの7月度アンケートの総括が掲載されてました。私もアンケート期間は投票した記憶があります。

まぁITmediaのページを閲覧している人たちが、どれだけ世間一般層から乖離しているかどうかというのは気になっていたのですが、下記の結果を見るにWiiやDSをメインとして活用しているユーザがネット等で熱心にゲーム情報をチェックしていない事だけは良く理解できました(笑)

「美麗なグラフィック」22%
「斬新なシステム」19%
「目新しい操作性」2%
「引き込まれるストーリー」34%
「魅力的なキャラクター」5%
「安心するシリーズもの」1%
「求めやすい価格」4%
「短時間でプレイできる手軽さ」10%

と言うわけで若干偏ったサンプリングではあるのですが、「目新しい操作性」が2%と相当に低い比率なのが目を引きます。ストレートにWiiの操作系の事を指し示していると思うのですが、「美麗なグラフィック」22%に比べると差がありすぎます。コアゲーマーの多くはPS3やXbox360だけではなくWiiも所有している人が多数と予想されるのですが・・・。

私個人はWiiを所有していませんが、昨年末に友人宅で体験しました。「友人や家族とわいわいプレイするには楽しいツール」だと思いましたが、ゲーム機としては力不足で全く魅力を感じないハードでした。SFCやN64やGCのような後出しジャンケンを止めた任天堂のハード開発力には逆に驚かされたものです。

以前から漠然と気になっていたのですが、現時点で既にコア層とライト層が乖離しすぎて分断されてしまっている事です。本体性能の向上努力から逃げた任天堂、先行逃げ切りによる勝利を目標に中途半端な性能のマシンを出してきたマイクロソフト、性能は及第点だがロンチ時に満足できる数量や受け入れやすいコストを準備できなかったSCE。三社三様のエゴが業界の活性化を阻害してしまっているなぁと思います。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0708/02/news084.html