盆休日は英雄伝説三昧で過ごしています。恥ずかしながら15日のJリーグ・浦和戦以外は全く用事が無かったりしますし。

時間は掛かりましたが、なんとかFCを昨日クリアしました。12日の感想にも書きましたが、最後まで丁寧に作られた良作です。特にラストダンジョンでの音楽の盛り上げ方は実に素晴らしい。

しかし傑作になりえるかどうかは今日からプレイするSC次第ですね、SCは続編ではなく名称通り「2章目」ですから。

実はFCをクリアしたのは夜12過ぎたあたりでした。当初の予定ではFCをクリアしてスッキリした状態で寝ようと思っていたのですが、ラストの展開に惹き込まれてしまい、思わず勢いでSCをそのままインストールしてしまいました。勿論、事前情報でFC⇒SCと話が繋がっている事は知っていましたが、ここまで後を引く終り方とは思っていませんでしたし。FCリリース当初はSCの存在は明らかにされていなかった訳ですから、初期プレイヤーの驚きは相当でしたでしょうね。

まぁアルバートオデッセイの終わり方に比べたら可愛いものですが。

インストールしたSCを少しプレイしましたが、本当にFCから場面が繋がっていましたね。システム全般や操作体系も同じだし、良い意味でも悪い意味でもFCからSCまでの2年間で敢えて何も変えなかったんだなと感じました。しかし2004年時点でコンシューマ用RPGに比べると既に古く感じた演出技法を2006年時点でも引き継ぐと言うのはある意味勇気があるとも感じました。判りやすい比較で表現するとフルボイスのFF10はFCから3年前の2001年、そしてFF12がSCとほぼ同時期にリリースされているのです。

この辺りはコンシューマ機から一線を引いた開発ポリシーとも言えるのかも知れません。
取り合えず最初の小1時間程プレイしましたが「テンションが高い、高すぎる・・・」。深夜1時を越して私のようなオヤジゲーマーにはキツイ展開です。でも考えてみたらSCはFCから約2年後にリリースされているのですから、リアルタイムのファンにとっては待ち望んだ物語の続きですからね。これぐらいのテンションで丁度いいのかも知れません。と言う事で納得したので素直に寝ました(笑)

システムは同じですが、LV40に統一、装備は初期化、クォーツも初期化されました。クォーツ初期化はキチンと納得のいく説明がありましたが、それ以外は無し。LV引継ぎについてはSC発売時期にはすでにPSP版FCも開発されていたでしょうから安易な引継ぎは出来なかったのでしょうけど。

個人的にはエステルが萌え衣装に変更された理由もキチンと会話で説明していた辺りにライターの生真面目さが伝わってきて微笑ましく感じたものです。

しかし余談ですが古代祐三さんって俺より3つだけ年上だったんやね。イースの曲は10代の頃に作ったと言う訳ですか、はぁ。