スクエニ和田社長が「ゲームの海外市場は日本の3倍にまで膨れ上がった。今以上に会社を発展させる為には更に世界に目を向けなければいけない。そのためには流通経路の強化と、ゲームソフトのワールドワイドな視点を持った開発を行わなければいけない」とコメントされています。(機械翻訳をベースにしています)

日本人の立場として読むと微妙な文章ですが、IGNは海外のサイトですので好意的とも取れるコメントが入っているのが何とも複雑です。クロノトリガーの大ファンとかもいますね(笑)

まぁ元々和田社長はゲーム畑出身の方ではありませんので、徹底的にリアリストです。経営者としては優秀なんでしょうが、娯楽を提供する企業の社長としては少しドライすぎるかなとも感じます。まぁそれ以前に国内メディアには余り表に出ていないのですが。

スクウェア時代に「RPGだけじゃダメだ!」とスポーツ・レース・格闘等の様々なジャンルに手を出して失敗していたイメージがありますが、それはそれでゲーム企業としての挑戦としてゲームファンとしては好意的に受け止めていました。(でもTOBAL2は名作)

しかし現在の世界展開に関しては、ぶっちゃけ私にとってはどうでも良い話だったりするのです。逆に日本向けソフトの質が低下したり、発売が延期される可能性が高まる訳で、良い迷惑ですらあります。

合併した後は相乗効果で明らかに迷走しているバンナムに比べスクエニは順調そうに見えますが、実は一番「混ぜるなキケン」な組み合わせだったのかも知れません。

http://au.ps3.ign.com/articles/823/823628p1.html