本来は昨日に乗っかるべき話題ですが、予想外にCCFF7にハマってしまいましたので若干古いネタになってしまいました・・・。

最近はSCEの本体がらみの噂が頻繁に出てきますが、大半が現実のものになっています。つい最近も欧州における40GB廉価版の噂がそのまま公式リリースされました。今度は日本向けのハイエンドモデルです。下記の通り平井社長が国内向けに大容量モデルを出すかも知れないとコメントした事から派生している可能性があります。

JCN記事
http://japancorp.net/Article.asp?Art_ID=15495

噂されている新モデルの特徴は下記の通り
・160GBHDD
・65nmCell&RSX
・USBポート×6
・HDMI×2
・GigabitLAN×3
・デュアルショック3

私は40GB版に関しては噂レベルの段階でも「ありうる事」だと思っていました。実際にGSやポート削除によるコストダウン効果がどれほどあるかは別として、60GB版の存在価値を残しつつも対外的に「値下げする理由」にはなります。

上記「160GB版」のスペックで一番「ん?」と感じてしまうのはLAN×3です。i.LINKみたいにデイジーチェーンで接続するものでも無いので複数ポートに意味が無いはずです。ハブとしての目的ならポート少なすぎですし、尚更無意味なコストアップ要素ですね。

次に怪しいのはHDMI×2です。PS3の当初構想通りじゃんと突っ込まれそうですが、2系統HDMIを活かせるファームウェアをごく少数モデルの為に開発するのでしょうか?AVファン的にはHDMIにて音声と映像を同時出力する事による音質劣化(私には判りませんが)を回避するために、音声と映像を別々のHDMIにて出力出来ることを期待してしまいます。ただの2画面同時出力に留まるなら不要ですし、それですら別々に出力設定が必要ですからファーム対応が必要でしょう。

正直、それ以外の要素は別途増設でも対応可能です。勿論上記モデルが現行60GB版の価格+1万ぐらいで発売され、現行2モデルが39,800円・29,800円と値下げされるならば話題にもなるでしょうけどどう考えても厳しいですよね。

まぁ私は「大容量HDD版」は発売される可能性が高いと思いますが、上記追加要素は本当に噂レベルで終る話だと考えています。私個人の感想としては既報の40GB版の「値下げする理由」に対し、上記160GB版のスペックは「値上げする理由」としては弱いと感じるからです。

それならばいっその事HDDは500GBクラスでPlayTV日本版を搭載したPSX2を99,800円で発売した方が理由や売りは明確になりますし、話題にもなります。まぁBlu-rayレコーダからi.LINKによるムーブインを切り捨てたSonyとしては、PSX2にi.LINKムーブアウト対応させる事は絶対に無いでしょうから実現の可能性はゼロ以下でしょう(笑)

まぁ日本でもデュアルショック3が11月に発売予定されている訳です(11月11日になるのかな、1周年だし)。それに併せての新たな本体展開は期待できますし、やるべきだと思います。ラチェット&クランクのデュアルショック3同梱版程度で終了する可能性もありますが・・・。