先週、英国における40GB版PS3発売が報じられました。当ブログにも書きましたし、個人サイトにおいても色々な情報や見解が述べられています。意外だったのは日本国内ではPS2の互換性が重要視されていた事です。実際には海外情報サイトでも「安いけど、PS2動かないよ。それでも良いの?」的ニュアンスの記事も結構見かけるのですが、国内ユーザの方が拒否反応は大きいと感じました。

確かにPS2が発表されたときもPS1互換機能が話題になりました。私も最初は「凄い便利だなぁ」思ったのですが、PS2購入1ヵ月後にはPS1ソフトは全く起動しなくなったのが現実です。まぁ私の場合、PS2発売前に52型のテレビを購入してしまった為にPS1のゲームが「大画面に耐えられない」画質だと痛感してしまったのも大きいのですが。

私が今回の40GB版に好印象なのは「PS3規格のゲーム機」としての機能を劣化させなかった事です。コントローラを有線にしたり、HDDを省いたりして価格を下げている訳では無いのです。60GB版やPS2本体は今後も販売されますので、小売側で明確に説明すれば何も問題がありません。今ではPS3ソフトも順調にリリースされていますし、秋以降は以前のような「ゲーム不足」に悩まされる事は少ないでしょう。PS3本来の能力を発揮したソフトを存分に楽しんでもらう環境がようやく整ったとも取れる訳です。

40GB版は価格比で考えるならば日本では39,800円で販売されるであろう商品です。以前も書いたとおり20GB版の落としどころさえ間違えなければ、確実に市場に受け入れられる価格です。

私はPS3発売1周年記念として発表されるのはデュアルショック同梱の40GB版が39,800円と、20GB/60GB版にSCEブランドのゲームかBDソフトのクーポン3本をセットした「実質値下げ」だと勝手に予想しています。英国の例を考えると発表されるのは発売1週間以内が濃厚ですので、11月5日~の週が怪しいですねぇ。でも今年は11月11日は日曜日だったりするのよね。