10月20日にGT5P体験版が配信され、多くの方がプレイしたと思います。私もTGS2007で既に体験してはいるものの、改めて自宅の環境で見直すと「やっぱり美しい」と惚れ惚れとしてしまうわけです。

私は以前からブログでも「GT5Pはダウンロード版」を主張していたのですが、体験版をプレイしてその認識は強まりました。私のような「クルマ」が大好きな人間にとっては「常に身近に置いておきたい」OSに近いソフトになれる可能性を持つ唯一のゲームソフトです。OSを起動するためにわざわざディスクを挿入するのはナンセンスですよね。

細かな点で気になる部分があります。ソフト起動は確かに速いのですが起動途中で「オートセーブメッセージ」でボタン押下を求めるあたりはできれば改善して欲しい部分です。本当に些細な事ですが、XMBからソフトを起動してから飲み物を取りに行ったりする事もありますし「プレイヤーはソフト起動中も画面に注意しておく義務は無い」と私は考えています。

また、メニュー画面放置後に流れるモータースポーツ関連のオンラインテキストニュースについて書いておきます。全くモータースポーツに興味が無い人は最初からGTにも興味が無いでしょうし、ちょうどF1最終戦も重なっていますのでなかなかにシャレていて尚且つ実用的な機能だと思います。しかし、読んでいる最中に自動的にオートデモが始まる事もありニュースをじっくりと読むことが出来ません。「取り合えず付けました」的な機能から更なる昇華を期待したいところです。

山内氏のインタビューを読んでいてもインタフェイス部分は一番最後に作っているとコメントされてますので、上記の部分も製品版までには改善されると期待しています。また「GT5プロローグ」はダウンロード版の発売が決定している訳ですが、ナンバリングの「GT5」に関しては全く情報がありません。しかしボリュームを考えるとBlu-rayのみになるでしょう。私は上記の通り「GT5PはOSになりうる」と期待していますので、GT5発売後もGT5Pのオンライン機能部分は残して欲しいと切に願います。もしくはXMBや「home」との統合なら更に密接にリンクした展開が期待できるのですが。