余談ですが書いている途中でやっとのこさでミランが点を取りました。欧州サッカーのレベルを問われるのでもう少し頑張って欲しい所です。

さて、いよいよ年末の大本命「グランツーリスモ5 プロローグ」が配信されました。気になるDLサイズは1.8GBで巨大ではありますが、予想よりは少ないなと感じました。もちろんゲーム起動は実に高速でボタンを押してから30秒後にはメインメニューまで立ち上がります。メディアインの時間も含めるとやはりDL版のメリットは大きいと思います。

体験版とは違いますので最初は自分の車を入手するところから始まります。所持金は350万Crでお気に入りのランエボやインプレッサを購入することは出来ません。私は定番?のインテグラTYPE-Rにしました。やっぱりクルマは黒ですよ。

まずはアーケードモードをプレイすることにしました。事前に公開されたプレイアブルムービーでも好評だった「ロンドン市街地コース」を走行することに。以下にSSを掲載しておきますが、12位なのはSSを撮影するために徐行していた為ですよ、と一応自己フォローしておきます(笑)

既に各サイトでも書かれている通りグラフィックは本当に素晴らしいです。体験場の鈴鹿サーキットは実在するサーキットと言う事でどうしても地味な画面になりがちですが、ロンドン市街地コースはプレイ画面の背景も驚くほど美しく、リプレイと比べても遜色の無い映像美を堪能することが出来ます。また全体的な動きも体験版時より更にスムーズになっており、最適なチューンが施されていることが判ります。PS3の限界を考えると更に向上することも期待できます。

しかし、10月に入ってから「LAIR」「ラチェット&クランク」「アンチャーテッド」とSCEのリリースするゲームの品質には本当に驚かされっぱなしですが、「GT5P」がまさに最後のトドメに相応しい出来です。不甲斐ない日本国内のソフトハウスはGT5Pを見て愕然として奮起して欲しいですね。棒やタッチペンで楽に商売するだけでは本当に腐っていきますよ。

※初日で感じた少し残念な部分も書いておきます。
・グランツーリスモTVのインタフェイスが体験版のまま
これはヤバイですねぇ、全く改善されていません。ダウンロードした映像データも早送りすら出来ないインタフェイスで課金配信する予定なんでしょうか?1月の有料コンテンツ配信までに改善を求めます。少なくとも私はこのままなら購入しません。

・音楽が微妙
私は初代GTからのファンですので、やっぱり安藤さんの曲が好きなんですよね。TGS2007のデモ映像では「KNIGHT'S SONG」が流れていたので製品版では期待していたんですけどねぇ。まぁGT2の曲を最初に聴いたときのような愕然感とは少し違うんですが、お上品過ぎるかなと。

・ライセンスモードが無い
最初から判っていたことですが、やっぱりライセンス時の絶妙なイライラ感は改めて素晴らしいと思います。GT5では復活していることを希望。

※私がダウンロード版を薦める理由
「メディアチェンジが不要」「起動が(多分)速い」と言うのは誰でも認識していると思いますが、私がDL版を購入した真の理由は別にあります。このGT5PはGTファンにとっては普通のゲームとは位置づけが違うのです。前述の「LAIR」「アンチャーテッド」も素晴らしいゲームですが、GT5Pはもう少しOSに近いレイヤーに存在するべきソフトだと考えてます。
例えば、Windowsでメディアプレイヤーを起動するたびにディスクを入れるのは理不尽ですよね?これからもPS3用の素晴らしいゲームが出てくるでしょう。違うゲームをプレイしていても、HDDにインストールされていればメディアチェンジ無しでGT5Pを楽しむことが出来るのです。「DL版は売れないからなぁ」と言う意見も有りますが、私は敢えて「君は離婚する事まで考えて結婚するタイプなのか?」と問いたい。

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クリックするとフルHDサイズのSSが閲覧できます。