EAによるPS3優先開発プロジェクトとして発売前から注目していた「バーンアウト パラダイス」。既に配信されている体験版でも出来の良さを確認できましたので、私は購入が決定しています。
ノリのよいDJによる解説も軽妙で海外ソフトの雰囲気を極力感じさせない丁寧なローカライズも魅力です。更にB'zによる楽曲の提供だけではなくオリジナルペイント車まで登場する気合の入り方には恐れ入りました。
まぁ本音を言うと楽曲やペイントカー自体については「どうでも良い事」だったりします。私自身はB'zのファンと言うわけでもありませんので。
それでもEAが日本市場に向けてキッチリとローカライズするだけではなく、日本人が興味を引きそうな話題をゲームの中に盛り込んでくる地道な努力に感銘を受けてしまいました。日本のゲーム市場は「日本開発の著名なソフト」だけが売れている現状ですが、「洋ゲーだから売れない」で諦めていては売れるはずがありません。
Electronic ArtsやACTIVISIONは世界最大級のゲームパブリッシャーですが、日本での知名度はそれほどでもありません。勿論洋ゲーを愛好するゲームファンにとっては巨大ソフトハウスですが、いわゆる「ライト」なゲーム層には名前すら知られていない可能性もあります。
それでもこのあたりの超巨大企業になると、「バーンアウト パラダイス」のような展開が今後も期待できるかも知れません。「ギターヒーロー」がエイベックスとコラボしたら、「FIFA」シリーズのJリーグバージョンが出たら、「Call of Duty」シリーズのキャラデザインを人気イラストレーターが手がけたら・・・興味が沸きますよね。
しかし、私自身ブログ内で何度も書いていることですが「SCEJはこういう努力をしたのか?」とやはり感じてしまうのです。全世界で100万本を越した「アンチャーテッド」は日本でも相応に売れなければダメなゲームソフトです。あれだけの完成度のゲームソフトが日本で殆ど売れなかった事実はSCEJの「汚点」ですよ・・・・。
公式
http://www.japan.ea.com/bop/
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