下記リンクは「TECHNO-FRONTIER 2008」で古河電工が展示していたPS3用ヒートシンクの解説パネルです。

3rd-gen Heatsink for PS3 Unveiled

本来のソースは日本語の記事なんですが、日本語サイトは登録制(無料)なので英語サイトを参考にしました。しかし4/22と少し古めの情報ですが、私が初めて知ったのが海外サイトと言うのもなんだか不思議なものです(笑)

現行の40GB版は65nmにシュリンクされたCELLが採用されていますので、2世代目ヒートシンクが搭載されています。世代が上がることにより「部品数低減」「軽量化」が推し進められています。第3世代ヒートシンクは更に省スペース向けに進化しているようですので、噂の「小型PS3」も現実味を帯びてくるものです。

私がPS3を最初に触ったとき「初期ハードとは思えない完成度の高さ」に感激しました。その中でも一番凄いと思ったのが「静粛性」で、当時の分解記事を見ても13cm超の大型冷却ファンをゆっくりと回転させるという「スマートな発想」に驚かされたものです。

勿論コストは掛かる訳ですが、「コストが掛かるから爆音でも仕方ない」と言う安易なトレードオフを選ばなかったことは正解だったと思います。この辺りがソフト屋やおもちゃ屋のハードとは違う「モノとしての価値」も追求したハードなんだなぁと再認識させられます。

「SIREN:New Translation」体験版もプレイしましたが、音響が実に効果的なゲームです。これは映像やサウンド効果は勿論、PS3の「静かさ」もゲーム性の向上に大きく寄与していると感じました。今年中にはお目見えするであろう「新型PS3」は価格や後方互換性だけではなく冷却システム等の進化にも注目したいですね。

そして、「古河電工」と言えば「川淵三郎・日本サッカー協会会長」ですので、ぜひともPS3専用サッカーゲームを・・・とは飛躍しすぎですな(笑)


日本語記事(要登録)
「こんなに小さくなりました」,古河電工がPS3向け第3世代のヒートシンクを展示