ファミ通.comに「AFRIKA」を開発したライノスタジオディレクター・立川氏とSCEJプロデューサー・池尻氏のロングインタビューが掲載されています。

内容は実に多彩で「AFRIKA」という謎に包まれたゲームの概要が適切に説明されています。実際にプレイするまで判らない事もまだまだ多いですが、基本的にペナルティが少ない「自由に遊べる」ゲームだと感じました。更に鋒山亘氏の壮大な音楽が組み合わさる訳ですから、環境系ゲームが大好きな人には堪らない作品になる事でしょう。

面白かったのはAFRIKAが「ジャンル不明タイトル」として君臨する事になった経緯ですかね。でも最初は偶然だったのかもですが、途中から「確信犯的」にジャンルや内容を公表しなかった理由は曖昧でしたねぇ。このあたりはSCEJとしてもタブーなのかも知れません。

さて、PS3ロンチ時から「謎タイトル」の一つとして挙げられていた「AFRIKA」が我々の手元に到着するまで1か月になりました。しかし、以前から書いているとおり売上の目安本数は5万本前後になると思われます。残念ながら今のままならこれ以上の数字は考えられないでしょう。

この数字を伸ばすのはこれから1ヶ月間でのSCEJの取り組み次第でしょうね。「AFRIKA」がそれなりの本数を売り上げる事は「高画質ゲーム機としてのPS3」が認知されつつある事の証明にもなります。8月のPS3目玉ソフトの一つである事は間違いない訳ですし、RPG攻勢が始まるライバル機種に対して「ゲームの多様さ」で勝負する為にはそれなりのアピールが必要でしょう。

幸い映像的インパクトはどのタイトルに比べても負けていません。いかにゲームファン以外に魅力を伝えていくのか?がSCEJの大きな課題になるでしょう。

公式サイト
AFRIKA

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