本当は別のタイトルだったのですが、変にインパクトが出てしまったので冒頭に記載することにしました。

「被害者は北米/欧州のFFファン、そしてFF7リメイクに期待している世界中のファンだ」

さて、FF7AC-reunion様のページに「DKΣ3713」の詳細なレポートが記載されています。ネット情報である程度は満足していましたが、こうやってレポートを読むとやはり自分自身も生で体感したかったなと今更ながらに思います。TGS2008は土日に参加したいですねぇ。初日はスクエニのクローズドシアターでパワーを使い果たしても良いし。こういう時、幕張が近いのは嬉しい。

・北米/欧州のFF13はマルチ同発である
E3で発表された「FF13は北米/欧州ではマルチ同発」であるとのコメントにより、せっかく作り上げたPS3版FF13は発売を待つ羽目になります。MSがスクエニと交わした契約は「日本でのリリースは断念する事」の代わりとして「海外では同発にする事」になるのでしょうか。まぁ要するに

「北米/欧州のFFファンこそが一番の被害者」です。

いっそのこと移植版はMSに人員も開発費も全額負担させれば良いのにね。そして野村チームには「ヴェルサスXIII」や「FF7リメイク」の開発に注力してほしいものです。

・Xbox360版は開発機材が到着していない状況
座談会レポートを読む限りでは、今回の海外版FF13マルチ騒動は完全にデベロッパ無視のパブリッシャ主導による「暴挙」です。もともと放言癖がある野村氏ですから色々と言いたい事はあるでしょうが、まぁこれぐらいのコメントなら可愛いものです。もしかするとFF13の完成後、本当に「FF7リメイク」が計画されていたとしても無駄な移植作業が割り込んだ為に延期、もしくは頓挫した可能性すらある訳です。要するに

「リメイク7に期待していた世界中のファン全員も被害者」ですな。

唯一の救いはPS3版をまずは完成させる方向である事と、あくまでもPS3のスペックをベースにゲームが開発されていると明言された事です。また、開発は年内に完了させるとの事ですので、発売時期に関しても事業年度が2009年に切り替わるのを待つだけなんでしょう。結構早期で2009年の7月末、要するに日本の夏休みを直撃する時期になるかもしれませんね。

「DKΣ3713」レポートはこちら
FF7AC reunion

関連記事
FFXIII PS3 to be held back by Xbox 360 version - PlayStation 3 News - QJ.NET

Report: Square-Enix Yet to Begin FFXIII on 360 | Edge Online