「FIFA 09」の革新的な新機能「ADIDAS ライブ・シーズン」が日本国内メディアにも取り上げられました。今年はもしかするとウイイレが圧倒的に見劣りしてしまう事実を日本に広めないように・・・と「FIFA 09」の魅力的な機能の数々を国内メディアが扱わなくなるのでは?と勝手に恐れていたのですが(笑)

当機能についてはGC2008直後にも書いたとおり、海外リーグの実在選手及びチームの結果をもとにゲーム内のパラメータが自動的にリンク修正されるシステムです。ソフト起動時に自動的にダウンロードされ、好きな1リーグをシーズン終了時までトライアル利用することが可能との事です。

対象リーグは「プレミア」「リーガ・エスパニョーラ」「リーグ・アン」「ブンデスリーガ」「セリエ A」「プリメーラ・ディビジョン(メキシコ)」で、人気の主要リーグは網羅していますね。特にスペインリーグはEAが独占契約しているとの事ですので、リーガファンには選択肢が存在しない状況になりそうです。

まぁ逆に、日本代表がどうしても使いたい人にとっても選択肢が無いのですよねぇ、私は日本代表には興味がないので今年も「FIFA 09」一択です。まぁウイイレのJリーグバージョンがPS3で発売されれば勿論買いますけどね。

さて「ADIDAS ライブ・シーズン」は初めて実施されるサービスですので、現時点では不明瞭な要素も結構あります。

・贔屓のクラブや選手が極端に悪かった週はオフラインでプレイしてデータ更新を逃れる事が出来るのか?
・怪我人や選手が移籍した場合はどうなるのか?
・複数リーグの情報を取得するためには「有料」になるのか?
・複数アカウントや複数のPS3で別々のリーグ情報を取得することは可能なのか?
・シーズン終了後はデータの更新は行われないのか?
・最終パラメータが納得できない場合は、再インストールすればリセットされるのか?

とりあえずは思いつくままに列記しました。更に前の記事にも書いたとおり「アディダスと契約しているクラブや選手」のパラメータにも注目する事になりそうです。ちなみにマドリー、ミラン、バイエルン、チェルシーあたりはアディダスですね。

ようやく日本国内の発売時期に関しても11月と発表されました。昨年の「FIFA 08」は12月20日発売と海外より3か月遅れて発売された訳ですから、まぁ少しはマシにはなったものの11月下旬ならばあんまり変わらないなぁとも思います。プレミアやブンデスは既にリーグが始まっていますし、他の主要リーグも今週から開幕しますからねぇ。

個人的に面白かったのは、PSP版がリアル系のグラなのに対してWii版はオモチャのようなグラで仕上げている事です。「やっぱり海外パブリッシャは完全にHDゲームに移行しているなぁ」と感じました。SD機向けのミニゲームに逃げ込んでいる国内ソフトハウスが壊滅する日も遠くないのかも知れません。

FIFA 09

2008-2009シーズンの結果がゲームに反映――「FIFA 09」に新機能「ADIDASライブ・シーズン」を搭載 - ITmedia +D Games

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