日経トレンディネットにセガ取締役の前田雅尚氏のインタビューが掲載されています。

まぁスクエニ社長を筆頭に非クリエイター幹部の発言は空気を読まず現実的で、読者に夢を与えるどころか胸が苦しくなるような内容が多いのですが(笑)、前田氏も例に漏れず「日本だけでは商売にならない」「カジュアルゲームへのシフト」と頭を抱えたくなるような聞き飽きたフレーズが連呼されています。

そのインタビュー記事の中で

『龍が如く』シリーズの名越稔洋には、作家性を生かしたワールドワイドのタイトルを開発してもらいたいですし、大変期待しています。

とのコメントがあり、現在名越氏が手がけている2本のうちどちらか(もしくは両方)はワールドワイド向けのタイトルとなる事が示唆されています。

確かに「龍が如く」は名越氏の作家性が大いに発揮されたタイトルです。私も最新作「龍が如く3」を堪能した余韻も強く、名越氏のワールドワイドタイトルには思わず興味をそそられてしまったのも事実です。

「龍が如く」の魅力の源泉は日本市場に限定して制作した「密度の濃さ」と「熱さ」だと思います。これがワールドワイド向けに開発するとなると濃密な部分は薄めざるを得なくなります。そのような状況で、名越氏の「作家性」がどのように発揮されていくのかに注目したいところです。

でも、個人的にはファミ通の対談記事で「日本市場向けタイトル」や「専用開発」の良さを語っていた名越氏の新作「純和ゲー」に期待したい気持ちもあります。まぁイタリアンマフィア「カズマトーレ・キリューニ」の物語でも大歓迎ですが。

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