毎回楽しみにしているGAME Watchの「西川善司の3Dゲームファンのための「CRY ENGINE 3」講座」を読みました。

詳しい機能等の解説については本記事を読んでいただくとして、もともと驚異のグラフィックを実現していた「CRY ENGINE 2」をハイエンドコンシューマ機に最適化したバージョンだけあって、ゲームエンジンとしての実力については今更書く必要は無いでしょう。物理エンジンまで包括してたんですね。

むしろハイエンドゲームエンジンのライバル「UNREAL ENGINE 3」からどのようにシェアを奪っていくのか?の方が重要です。エンジンの性能差だけでホイホイと乗り換えて頂けるほど甘い業界ではないでしょう。

その点についても、CRYTEK側はライセンシーに対する協力体制の強化を予定しているようです。エンジニアの派遣や、日本国内にもローカルのサポートセンターを設置する予定があるとの事で、CRYTEKの気合いが感じられます。

今はUE3採用と聞いただけで、そのタイトルに対する関心すら薄れてしまいそうになります。良質なPS3タイトルを量産するためにもUE3から少しずつでもシェアを奪っていただきたいものです。

関連記事
西川善司の3Dゲームファンのための「CRY ENGINE 3」講座 -GAME Watch