日本一ソフトウェアの子会社であるNIS AmericaよりPS3用新作RPG「LAST REBELLION」が発表されました。ただし現時点では北米で公式に発表されたのみで、日本国内の展開については全くの未定です。

本作品の戦闘システムは自由に操作可能なアクション要素とターン制戦闘の要素が複合されているとの事で、リアルタイム性の高いアクションRPGでは無いようです。戦略的な要素として部位破壊が紹介されており、これは敵の足を攻撃すれば動きが遅くなったり手を攻撃すれば攻撃力が下がるといったものです。

幾つかのスクリーンショットが公開されています。

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まぁ率直なところグラフィックは平均以下かな・・・と感じる部分もありますが、開発期間やコストとのバランスが取れた開発が行われているならば「有り」でしょう。ハイエンド機の性能は十分に発揮させなければいけないという訳ではありませんし、PS2で最高クラスのグラフィック表現+α程度ならばPS3の方が手軽に開発出来るはずです。

ガストの「ロロナのアトリエ」や日本一の「ディスガイア3」も同様で、PS3の扱いやすい部分を効率よく使って開発している印象があります。大容量ディスクや高解像度グラフィックやHDDやネットワーク機能が標準で使える訳ですからメリットは大きいですよね。

そろそろ国内デベロッパも将来に向けた技術の投資を進めないとヤバイという事は認識しているはずでしょうし、中小ソフトハウスからアイデア豊かなHDゲームが登場することを期待しています。

さて、前述の通り「LAST REBELLION」の国内発売時期は未定で、北米の発売予定は2009年秋との事です。8月には「トリニティ・ユニバース」が、秋以降には「テイルズ オブ ヴェスペリア」「エンド オブ エタニティ」「ファイナルファンタジーXIII」が待ち受けていますので、RPG同士が競合しないように調整していただきたいものです。

次週のファミ通「驚異のスクープ7連発」に含まれていると嬉しいですね。

公式リリース
NISA Press Event 2009

プレスリリース
LastRebellion_Support_20090507.pdf