「東京ゲームショウ2009」の最新情報は管理人が運営しているPS専門ニュースサイト「PS デイリーニュース」にてチェックして下さい。


9月24日のSCEJプレスカンファレンスにて発表された内容を簡単にまとめました。

【PSP関連】
・PSP-3000値下げ発表、新価格は1万6800円(税込)
・「グランツーリスモ」同梱の「グランツーリスモ RACING PACK」

 ⇒価格は2万2800円
・「PSP goスタートキャンペーン」を実施
 ⇒対象14タイトルから、1本DL可能なプロダクトコードが提供
・「PSP go」の周辺機器が発表
・欧米では700タイトル以上、日本では450タイトル以上がダウンロード可能に


【PS3関連】
・「モーションコントローラ」は2010年春発売予定
・一部の既存タイトルをアップデート対応でモーション対応を予定
・2010年春にモーション対応「バイオハザード5 オルタナティブエディション」
・「ファイナルファンタジーXIII」本体同梱版、価格は4万1600円

 ⇒セラミック・ホワイトの新型PS3にライトニングを意匠したデザイン
・10月29日からデュアルショック新色が発売開始
 ⇒メタリック・ブルーとディープ・レッド(5500円)
・「グランツーリスモ5」は「2010年3月発売予定」

【サービス関連】
・「R∞M」PSPを使ったSNSサービスが開始
 ⇒9月24日よりクローズドβテスターを募集開始、年内にはオープンβテストも
・「トロ・ステーション」が11月より「週刊トロ・ステーション」に
・「ビデオ」カテゴリを、11月にリニューアル。取り扱う映像ジャンルを拡張
・PlayStation Storeに「コミック」カテゴリがオープン


色々と発表がありましたが、一番のサプライズは現行PSP-3000の値下げ、そして同時に「PSPgoへの本気度」が判明してしまった事です。値下げによってPSPgoとPSP-3000の価格差が1万円に拡大し、キャンペーンにより若干緩和されるものの「機能制限モデルなのに割高」という印象をSCE 自らの方策で強めてしまいました。

更にはE3の発表後にコメント等にて予告されていた「UMDゲームのデータ化」サービスは見送られる事も決定したようで、まさに八方ふさがりの状況です。

せめてgoの周辺機器に外部UMDドライブが用意されていれば、既存のUMDフォーマットタイトルがカバーできますし「好事家向けガジェット」として細々とでも価値を認めることも出来るでしょう。しかし、バッテリ交換が不可等のイリーガルな使用を制限する工夫だけは満載だったりと、発売前からコレほど失敗感が漂う商品も珍しい。私は「PCエンジンGT」を連想してしまいました。

既に「妄想で勝手に期待して勝手に失望している」との指摘も頂いておりますが、現状のままでは日本国内でPSPgoが鬼子となる事はほぼ確定です。3DOですら発売前はもう少し明るい未来を描けただろうに・・・。

PS3の逆ザヤは未だ完全に解消されている訳ではなく、その無駄なコストを薄型PS3のカラーバリエーションに回せよと言いたくもなります。世界では10月1日から、日本では 11月1日から発売される「PSP go」が市場でどのように受け入れられるのか?逆の意味で興味が出てきました。むしろ今回の失策も、新清士あたりにネタを提供するSCEの優しさなのかも知れませんね。

余談ですが、私は「PCエンジンGT」を購入した経験があります。同じ涙は二度と流さないと誓ったんですよ。


PS3 関連では目立った発表はありませんが、FFXIII同梱モデルは250GB搭載+限定カラーということでお徳感があります。予想通りのホワイト(セラミック・ホワイト)で物欲が刺激されましたが、無地もしくはFFXIIIロゴのみだったら則買いだったんだけどなぁ。まぁ即効売り切れるでしょうから、運良く予約できたら購入しようかな。

私の部屋に4台目のPS3が到着するかどうかは、神のみぞ知る事になります。

公式サイト
PlayStation.com(Japan) | 東京ゲームショウ2009特設サイト