2010年1月21日に発売されたPSP「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」の初週売り上げがメディアクリエイトのサイトに掲載されています。

「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」PSP/SLG/セガ/94,444

こちらは同じメディアクリエイトに掲載された前作の売り上げです。

「戦場のヴァルキュリア」PS3/SLG/セガ/77,267

うーん、「より多くのユーザーに楽しんでもらえるように」と掲げてハイエンドHD機から携帯機にハードを変更した割には・・・ちょっとアレですね。PS3版のオリジナルは約15万本まで伸び、その後は海外版リリース及び国内のアニメ放送開始のタイミングで発売されたBest版の効果もあって現在では国内23万本、全世界では80万本と新規IPの和ゲーとしては大健闘とも言える結果となりました。

それだけに正統な続編である「戦場のヴァルキュリア2」は初週20万超えが当然のノルマだと予想していました。私のような理由で購入を取りやめるような偏屈な人間は少ないだろうと思っていただけにこの結果は少々意外でしたね。改善によるゲーム性向上の魅力アップよりも、携帯機へのシフトによる「キャラゲー」としての魅力ダウンがメイン購買層に影響したと考えても良いのでしょうか。

確かに開発期間の縮小は重要です。私も含めてサブカルチャー系の趣味を持つ人は総じて移り気ですし、定期的な商品展開や情報が無いと簡単に忘れ去られ「過去の作品」にされてしまいます。そのような「我慢弱い」ファンを繋ぎ止める努力は必要ですが、その為に楽な手法を選んで作品の本質の魅力を下げる事がどのような結果になるのか・・・私は今後も「戦場のヴァルキュリア」フランチャイズの行く末を見守りたいと考えています。

勿論買うのはPS3版の新作が出てからですけどね。

公式サイト
戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 公式サイト


B002MRR9Z8 戦場のヴァルキュリア 2 ガリア王立士官学校
セガ  2010-01-21

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