スクウェア・エニックスは海外ゲームタイトル専門レーベル「SQUARE ENIX EXTREME EDGES」の設立を発表しました。

「SQUARE ENIX EXTREME EDGES」は、スクウェア・エニックスのグループ内ブランドは勿論、同社が日本国内の販路を担当している海外ゲーム専用レーベルです。今回のレーベル立ち上げに伴い、8/26に発売予定の「ケイン アンド リンチ 2 ドッグ・デイズ」他が発表されました。

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どうやら、和田社長が「SQUARE ENIX EXTREME EDGES」に関して雑誌インタビューでコメントした「わかっている」人達という言葉について拒否反応を示している人もいるようです。しかしこれは「洋ゲーを遊んでいるから『わかっている』」と表現しているのではなく、「洋ゲーも和ゲーもフラットに情報を集めている」人達の事を示しているはずです。その上で「やっぱ洋ゲーは合わないなぁ」と判断するのは自由であり、その選択についてどうこう言われることはありません。

私はゲームブロガーという事もあってゲーム関連の日々の情報は一通り仕入れています。その情報の中で自分自身が遊びたいと感じたソフトをスケジュール等を考慮して選んでいます。勿論例外は設けていますが、なるべく先入観は省くようにしています。

問題はその情報を集めずに先入観だけで除外してしまっている本当に「わかっていない」いや、「わかろうとしていない」人達です。今回、スクエニが設立した洋ゲーレーベルが積極的に開拓しなければいけないのは、その「わかろうとしていない」層なのです。

「体験!プレイステーション」のような小規模な体験会でも、通行人等の洋ゲーに対する関心が薄いことは伝わってきます。いくらスクエニが人気ソフトハウスであっても、専用レーベル作りました、専用サイト立ち上げました、だけでは何ら効果は見込めないでしょう。判りやすいサイトも、値段を下げるのも、体験版を配信するのも既に「わかっている」人達向けの施策だからです。

それだけにスクウェア・エニックスが海外ゲーム普及に対してどのような施策を打ってくるのかに興味がありますし、大いに期待しているのです。

公式サイト
SQUARE ENIX EXTREME EDGES

和田社長のツイート
Twitter / 和田洋一: 無論そんな言い方はしていません。逆。洋ゲー触ってもい ...
Twitter / 和田洋一: エンタメだから個人的に面白くなきゃ仕方ないですね。申 ...

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