しかし日本の青黒は守りきれないですね・・・宇佐美の得点は素晴らしかったですが、それだけ。まぁさすがの西野監督でも今後は宇佐美や平井達を中心としたチーム作りにシフトするでしょうし、今年の補強大失敗も結果としては良かったのかも。


さて、コナミの人気サッカーゲーム最新作「Pro Evolution Soccer 2011」が正式に発表されました。ティザートレイラーも公開されています。

今回のPESは昨年までのシリーズから大きく改良・改善が施されたものになるようです。現時点でアナウンスされている項目は下記の通り。

・操作精度の向上
・ゲージの追加
・新しいディフェンダーAI
・アニメーションや動作を改善
・無双プレイの抑制
・フェイスグラフィックの向上
・戦術・戦略に新システムを導入


今年のウイイレは大きく刷新されるようですね。私がFIFA派というのもありますが、主力がHDにシフトしてからはFIFAに品質でじりじりと差を付けられているように感じます。その結果が全世界での売り上げ差にも繋がっていると考えていますが、コナミには国産タイトルとして意地を見せて欲しい気持ちも有ります。

両者を比較してもFIFAに対して圧倒的な差を付けられているのがオンライン対戦機能です。今回のアナウンスではオンライン関係は触れられていませんし、今後の発表で何らかの展開がある事を期待しています。まぁFIFAの「10vs10」対戦は既に行き着いてしまった感もありますし、PES側としては頑張ってもライバルに追いつく事しか出来ないのは厳しいですね。だからといって後回しにしていてはますます差を付けられてしまいますし今年は勝負所でしょう。

ちなみにFIFA及びPESの売り上げは下記の通り(PS3版のみ)

FIFA 08:日本2万/北米36万/欧州他131万/世界169万
PES 08:日本32万/北米4万/欧州他139万/世界175万


FIFA 09:日本4万/北米46万/欧州他192万/世界242万
PES 09:日本38万/北米9万/欧州他165万/世界212万


FIFA 10:日本4万/北米43万/欧州他275万/世界322万
PES 10:日本44万/北米21万/欧州他144万/世界209万



ウイイレで考えると売り上げは前作と比較して横ばい、拡大した市場はそのままFIFAが掻っ攫ったという状況でしょう。国内はハードの普及に伴い少しずつ伸びていますね、今年は50万超に期待したいところです。

サッカーゲームの特徴としてはPS3版が全世界で強い事です。北米ではサッカー及びサッカーゲームがさほど求められていない事も要因でしょうね。しかし、その北米でもPS3版の方が売れているのが実に興味深い。

コナミはむしろPESをPS3専用開発にシフトした方が効率よいかも知れませんね。SCEが技術協力すれば面白いものに仕上がりそうです。野球では「MLB 10 THE SHOW」という素晴らしいタイトルをSCEAがリリースしている訳ですし、SCEEあたりが自前のサッカーゲームを作っても何ら不思議ではありません。

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