今年のE3でようやく実機映像が公開された「METAL GEAR SOLID RISING」について、プロデューサーの松山重信氏は今作をMGSに続く新たなフランチャイズとして考えている事を明らかにしています。

正伝?である小島監督謹製のMGSシリーズは2008年に発売された「メタルギアソリッド4」でスネークの物語は完結し、最新作「メタルギアソリッド ピースウォーカー」も過去に遡って展開されました。各作品間の時系列が密接に連動しているMGSシリーズとしては物語から逸脱した作品を作ることが難しい事も事実で、今回のライジングが試金石的な作品となるのでしょう。

とまぁコナミ側の思惑はどうでもよいとして、このMGSライジングのゲームコンセプトがなかなかに面白そうなだけに「メタルギア」のブランド以外、できれば新規IPで開発して欲しかったなぁという気持ちも有ります。どうにもゲームの中で物語を伝える事に拘った小島監督作品との乖離が気になるのですよね。雷電は正伝でも主役を張ったこともあるキャラですし、単発のスピンオフならともかくシリーズ化されるなら尚更なのです。

余談ですが、タイトルは「METAL GEAR RISING」で良かったんじゃないかな・・・と今更ながら。

公式サイト
METAL GEAR SOLID RISING OFFICIAL WEBSITE