以前から噂されていた「Devil May Cry」最新作が東京ゲームショウのタイミングで発表されました。タイトルは「DmC: Devil May Cry」とナンバリングが外され、一新されたビジュアルが大いなる賛否両論を巻き起こしました。







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否定意見の多くは主人公ダンテのビジュアルに起因するところになるのでしょうが、DMCの開発を手がけるNinja Theoryは真っ向から対抗するコメントを発しています。

長くなるので適当にイラッとする部分だけを・・・「今のダンテの方がクールだよ」「以前のダンテが格好良く感じたのはシステムや演出によるもの」「12年前の初代DMCダンテが東京にいれば嘲笑されるよ」と言った感じで要するに過去のビジュアルを全否定しています。

私はゲームの「説得性」は世界観やシステム、物語や演出、そしてキャラクタやアイテム(武器や乗り物)等々全てを包括した「ゲーム世界」を高める事で得られる要素だと考えています。だからマッチョなオヤジが活躍するミリタリー系アクションも、スタイリッシュな優男が大きな剣を振り回すファンタジー系RPGも「ゲーム世界」がきっちり構築されていれば問題無く楽しめるのです。

結局はどちらも現実とはかけ離れていますし、現実では銃で撃たれても少し隠れていれば回復する訳ではありません。書類で指を切っただけで少し顔をしかめるぐらい痛いのですから、最初からゲームにリアルさなんて求めていない。

12年前のダンテはゲーム世界にキッチリとハマっていましたし、格好良かった(私は知人がプレイしているのを何度か見ただけですが)。新しいダンテも動けば格好良いでしょうし、Ninja Theoryならキッチリと作り上げてくるはずです。アクションゲームとしての不安はありません。

結局のところ、「DmC: Devil May Cry」がデビルメイクライの看板を掲げない新規IPなら誰も文句を言わなかった・・・というだけの話です。フランチャイズを引き継ぐという事は、ある程度は継承の義務も生じる訳で、FFのように毎回リセットが許される作品はごくわずかなのです。そして、人気フランチャイズの続編が制作されるのは既存ファンの購入が見込めるからで、スタートラインが違うメリットを活かすためにはファンが喜ぶような作りを心がけるほんのわずかな気配りが必要だったのではないでしょうか?

もう一つ、私はゲームに限らず娯楽全般は作品の品質だけで勝負して欲しいとも思っています。現実はそうはいかないのは判ってますけどね。でも「お前らが好きだったものは全然格好良くない」「お前らの感性が遅れている」と作り手から言われる筋合いはありません。趣味が多様化する現在、私も含め大半のゲームファンは「ゲームをしなくても困る」訳では無いのです。

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