2011年2月7日~2月13日の週販ランキング(メディアクリエイト調べ)を紹介します。







【ソフトウェア】
01 PSP テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3 (222,068)
02 PS3 戦国無双3 Z (208,548)
03 PSP モンスターハンターポータブル 3rd (93,483/4,249,622)
05 PS3 リトルビッグプラネット2 (24,648)
06 Wii 戦国無双3 猛将伝 (22,598)
07 PS3 レッド・デッド・リデンプション アンデッド・ナイトメア (21,718)
09 PSP 喧嘩番長5 ~漢の法則~ (14,372/101,350)
10 PSP 白騎士物語 ドグマ・ウォーズ (11,229/51,832)
15 PSP マクロス トライアングル フロンティア (8,409/63,922)
16 PSP ワールドサッカー ウイニングイレブン 2011 (7,575/170,477)
17 PSP 戦場のヴァルキュリア3 (7,491/128,196)
18 PS3 ワールドサッカー ウイニングイレブン 2011 (7,379/442,500)

【ハードウェア】
PSP : 106,893
PS3 : 26,766
Wii : 15,028
DSi LL : 12,069
DSi : 10,039
360 : 2,118
PS2 : 1,665
DS Lite : 1,003
PSP go : 107


ファミ通ランキングでは「テイルズ」と「戦国無双3」の順位が逆でしたね。集計基準が異なるから仕方ないとは言え、少し前もMHP3が連続1位から陥落した週がずれていたりしますし、1位のタイトルが違うと違和感がありますな。

と言うことでまずは「戦国無双3 Z」から。2010年度ラストの無双ラッシュもなんのその、ブランド力の高さを見せつけた結果になりました。ちなみにオリジナルのWii版初週が12万本でしたので大きく上回っていますね。2010年夏に発売された「戦国BASARA3」が販売比5倍で話題になりましたが、今回はPS3版とWii版で10倍近い差があります。このあたりはオリジナルがWiiタイトルという事を考えると妥当なところでしょう。

次は「リトルビッグプラネット2」。高い前評判とは裏腹に前作の初週4.9万本の半分に留まる結果になりました。LBPはその後も少しずつ売れ続けて17万本超を売り上げましたが、LBP2も同じようにじわ売れできるのでしょうか?

最後はハードウェア。MHP3同梱版の効果でPSP本体が10万本を超えました。同時にソフトウェアの方も9万超えしていますね。同梱版を購入する人の大半は新規ユーザでしょうし、友人知人との口コミ効果で裾野がどんどんと広がっている事が判ります。

しかし、こうやって数字として出てしまうと、少なくとも日本においてはオフラインと比較したオンライン上でのコミュニティというのはやや脆弱なのかなと感じます。私も含めてオンライン要素を重視していない人も多そうだし、売り上げに直結する要素には至っていません。

この辺りも日本と欧米の文化の違いと片付けてしまってはいけないのが頭の痛いところ。前述した友人同士が集まってワイワイとプレイするスタイルはせいぜい学生期間どまりで、いつかは卒業するものだからです。ゲームに慣れ親しんだ学生が社会人になるタイミングでゲームから疎遠になってしまうようでは業界が今以上に先細りします。オフラインコミュニティだけに頼っていたらゲーム文化の裾野を全世代に広げる事は不可能なのです。アドホックパーティ等へのスムースなシフトが進行すれば少しはマシなんですけどね。

あと個人的に気になって仕方ないのはPSPgoの数字です。MHP3のDL版が配信されたら少しは売れるのでしょうけどね。私はPS3コントローラが接続できるだけで十分に買いでした。

4Gamer.net ― 「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3」が22万本,「戦国無双3 Z」が20万本を販売の「ゲームソフト週間販売ランキング」