北米Plus加入者にとっては今更ですがPSNに配信されている「Mortal Kombat」体験版をプレイしましたのでご紹介。







まずはスクリーンショットを数枚でも。

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体験版でもPS3の3D立体視モードで遊ぶことが出来ます。「Mortal Kombat」における立体視演出はそれ程凝ったものではありませんが、背景で別のプレイヤーが戦っていたりするような映像演出が立体視の奥行き効果で判りやすくなっています。E3 2010での発表では3D立体視はPS3版のみの機能との事なのでフレームパッキング方式に最適化しているのでしょう。立体視演出に不自然さは感じませんでしたね。

さて、キャラクタはスコーピオンを使ってみました。格闘ゲームは苦手という事で難易度は一番低く設定したら、適当にボタンをパチパチと押しているだけで普通に勝ててしまうのね・・・体験版だけなのかもだけど、さすがに簡単すぎます(笑)

取りあえず最後まで・・・と4キャラクタ相手に勝利すると自動的にムービーが流れて体験版は一通り終了します。

実はこの体験版ラストのムービーが実に面白いのです。PS3版の独占ゲストキャラであるクレイトスがちょこっと登場するのも嬉しいのですが、このムービー、いや、このゲームやばすぎです。

以前の記事で「ワーナーも日本での展開に本腰入れた事だし、モーコンも・・・」と書いた記憶があるけど、とんでもない話です。規制たっぷりで発売されても「Mortal Kombat」の魅力は殆ど伝わらないでしょう。勿論、規制無しなら国内発売は不可能です、諸般の事情なんぞ関係なく。

とは言え、本当に久々に格闘ゲームで馬鹿馬鹿しくて面白いと思ったのも事実。遡るなら25年近く前の初代「ストリートファイター」体感筐体版以来じゃないかな。ストII以降の国内対戦格闘ゲームは「対戦ツール」としての進化にシフトしてしまい、色々な意味で「緻密」になりすぎた感があります。格闘ゲームが本来持っていたもう一つの面白さを再確認した気分ですね。

輸入版買ってしまおうかな・・・クレイトスも参戦することですし。

B003O6E1JS Mortal Kombat(輸入版)
Warner Bros(World)  2011-04

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