毎週低空飛行ながらも細々と販売されていた「PSPgo」の販売が終了するとの情報が話題になっていますのでご紹介。







C-TECバックルーム3: PSP go本体は販売終了だそうです

ソニーショップ店員さんのブログによると既に生産は終了し、店頭在庫のみが残されているとのことです。あらら。

今更説明も不要かとは思いますが、E3 2009年の場で大々的に発表されたPSPgoは国内外のゲームファンから支持を得ることは出来ませんでした。実際に使ってみると素性が良いハードだという事は伝わってくるものの、発売当初の価格の高さやUMDを廃止したことによるデメリットだけが大きく目立ってしまい、「商品」としては失敗したハードと言えるでしょう。

個人的には「PSPgo」が発表されたE3からほぼ2年が経過しようとしているにも関わらず、PSPタイトルのDL販売が未だに徹底されていない事の方が問題だと思っています。PSPgoはNGP(仮称)の為の捨て石にすらなっていないとしか・・・。

メーカーはパッケージが集計基準となる売上数字を大切にするので人気タイトルのDL販売には非積極的です。また、SCEもマニュアルをネット上で公開する等のフォローをする様子もなく「全てが手探り」で「かゆいところに手が届かない」状態が続いています。これではユーザ側もパッケージやマニュアルや特典が無い割には目立って安くもないDLタイトルの購入を優先するはずもありません。中古売却が無いのですから半額程度に抑えるぐらいの思い切りが有ればねぇ。

とは言えPSPgoに搭載されたBluetoothの恩恵を忘れることは出来ません。PS3コントローラを接続したゲームプレイは実に快適で素晴らしいものですが、別段UMDレスのPSPgoならではの機能という訳じゃないのですよね。スリープモードはPSPgoらしい機能ですけど。

結果として「誰からも望まれなかった」ハードとして終了してしまいそうなPSPgoですが、これを機にBluetooth搭載のUMD新型モデルが発売される事を心より期待したい。PSP-4000(仮)が登場する事で私のPSP据置化計画は更に進行するはずなのです。

でもまぁ新型PSPが発表されるとするならばNGP(仮称)とセットしか無いかな。と言うことで、またもやE3 2011への注目度が高まるのでした。