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3DSの「いつの間にテレビ」初日配信分を視聴しました。実写映像は3Dビデオカメラで撮影した映像なので飛び出し感は今ひとつ。まぁ無料ですし朝食時に軽く観る程度なら悪くない。いつまで続くかは判りませんけど、時折チェックしてみようかな。

さて、任天堂の次世代コンソール「Wii U」の本体性能について、任天堂の宮本氏がインタビューに答えていますのでご紹介。






Miyamoto: Wii U won’t “dramatically outperform” current consoles | VG247

宮本氏は「Wii Uが挑戦的なコントローラを搭載しつつも手頃な価格を実現しようとしている為、現行コンソールの性能を劇的に上回る事は無いだろう」とコメントしています。


あくまででも親御さんがお子さんに買い与えるゲーム機、というスタンスを任天堂が保つのであればマジックプライスである25000円が条件、高くても29800円が上限になるでしょう。

そして、それなりのコストが掛かっているはずのタブレットコントローラと本体とのコスト比を仮に「1:2」ぐらいと考えると、現行機より5年~6年の技術アドバンテージがあるとは言っても同等程度の性能が精一杯になりそう・・・。このあたりは当初発表された頃から予想はされていました。

と言いますか、元々の設計コンセプトからして本体性能は現行機と同等程度に抑えて設計していると私は思っています。「Wii」でそっぽを向かれてしまった海外のサードパーティに振り向いて貰う為にも、現行機とのマルチを開発しやすい性能を確保するのは勿論ですが、逆に基本性能で飛び抜けた部分は必要ないとすら考えているんじゃないかな。

「Wii U」は任天堂タイトルという独占要素もあり、ある一定以上のシェアを確保することは間違いありませんが現世代のゲーム市場や開発トレンドを考えると「1強」ハードとして勝ち残る可能性は限りなく低いでしょう。その事は任天堂自身も判っているでしょうし、「共存」と「独自性」のバランスが「Wii U」からは見え隠れしています。

サードパーティ等との共存が進めば、「Wii U」用のFPSやTPSが開発される際にはPS3のMove対応も期待出来たりするのです。実はこのあたりの展開も楽しみにしていたり。