2011年10月13日の発売が予定されている「エースコンバット アサルト・ホライゾン」のブロガー先行体験会に参加させていただきましたのでご紹介。今回はいよいよ実機での試遊について書きます。
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※実際にプレイしました。
今回の体験会で試遊できたのは戦闘機と攻撃ヘリの2ミッションになります。そして試遊会ではPS3版と360版が用意されていましたので私は勿論PS3版を選択しました。

正直なところ、当作品は初出からずっと360版のスクリーンショットや動画のみが公開されていたためPS3版の出来には不安を感じていました。もしかすると体験会に出展されるのは360版のみになるのでは?とさえ覚悟していました。

しかし実際に出展されたPS3版「ACE COMBAT ASSAULT HORIZON」を一通り遊んだところ、全く不安を感じさせない出来に驚かされました。河野Pにお伺いしたところ、ACAHの開発にあたってはAC6用に構築した360専用の開発環境を一旦リセットし、新たに構築しなおしたとの事です。

もし、360ベースの開発環境を引き継いでいたならば、PS3版の仕上がりは数段落ちるものになっていた可能性があります。純国産を謳う「ACE COMBAT ASSAULT HORIZON」にとってPS3版の品質を下げることは考えられません、PROJECT ACES及びバンダイナムコゲームスの英断に感謝したい。


※「スタンダード操作」について
もう一つの売りである「スタンダード操作」についても説明しましょう。エースコンバットのもともとの操作方法である「オリジナル操作」は飛行機本来に近い操作感覚をノーマルコントローラに落とし込んだ操作体系ではありますが、新規ユーザにとっては「判りにくい」「直感的ではない」という印象を持たれる事があり、新規開拓におけるハードルになるとの声が多数あったとのことです。

そこで「スタンダード操作」が見直され、飛行機らしい操作感覚よりも「直感的」な操作を重視した事により、判りやすくカジュアルな操作体系が構築されました。私も今回の体験会では「スタンダード操作」を中心にプレイしましたが、フライトアクションに不慣れな私でもすんなりと操作することが出来ました。

これは操作よりも戦闘に神経を集中して楽しめますね。ACAHで初めてフライトアクションをプレイする人は勿論、歴代エーコンを堪能してきたよというコアなファンも一度は「スタンダード操作」を試してみてください。

ただし、あくまでも「スタンダード操作」はカジュアル操作の位置付けになりますので、よりクイックな反応やテクニカルな戦闘を楽しみたいのであれば「オリジナル操作」を推奨することになるでしょう。


※戦闘機ミッション
まずはコントローラ操作図をご紹介。

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ミッションをスタートするとチュートリアルで本作品の特徴的な機能である「ドッグファイト・モード」や「カウンターマニューバ」が解説されます。ACAHの売りである「クロスレンジアサルト」のうち、今回の試遊版では「ドッグファイト・モード」を体験する事が出来ました。

まずは「ドッグファイト・モード(DFM)」。敵後方に付け、照準(サークル)が表示された状態でL2+R2を同時押しすることでDFMに突入します。DFM状態では機体の制御から解放され、プレイヤーはサークル内に敵機を捉え続ける操作に神経を集中し、より攻撃に専念できます。

これは実に面白く新しい体験だと感じました。従来のフライトアクションならば自機を巧みに操縦して敵機の背後に付き続け、その上攻撃までこなさなければ楽しめないドッグファイトが実に手軽に味わえるのです。手軽とは言っても敵機は必死に逃げますからサークル内に敵機を収めるのもそれなりに苦労しますし、攻撃を当てるのも簡単ではありません。このあたりは「簡単すぎない」適切なバランスが施されていると感じました。

ちなみに敵さんもDFMを自機に仕掛けてきますので、今度は自機が必死に逃げなければいけません。その時には「カウンターマニューバ」を使って攻守逆転を試みることも可能です。なお、自機のダメージは時間が経過すれば回復します。このあたりは海外FPS/TPSでよく見かけるシステムですね。自己修復機能を備えているとでも受け止めておきましょう。

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※攻撃ヘリミッション
次は本シリーズで初めて搭載された「攻撃ヘリ」を使ったミッションをプレイ。
コントローラ操作図は下記の通り。

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操作図でも判るとおり、「攻撃ヘリ」は「戦闘機」とは操作方法やプレイ感が全く違います。戦闘機のスピーディで緊張感のあるドッグファイトとは異なる、爆撃する爽快感が攻撃ヘリステージには詰め込まれています。何だろうね、この地上を攻撃する気持ちよさは(笑)その反面地上から迎撃されると、いつも以上に痛い。

地上からの対空攻撃が強力というのもあるのでしょうが、「攻撃ヘリ」はあまり耐久力が無いようで、同じ場所に滞空しすぎると地上から狙い撃ちされてボコボコにされてしまいます。なるべく高度を下げて地上に近い場所を移動しつつ、攻撃の際には大胆に、というのが「攻撃ヘリ」ミッションの秘訣なのかな?と感じました。ちなみに地面や建物に衝突してもノーダメージです。

なお、戦闘機同様に攻撃ヘリでも「カウンターマニューバ」が使用可能です。

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今回の体験会では「戦闘機」及び「攻撃ヘリ」の2機体を使ったミッションが楽しめるデモが用意されました。

「ドッグファイト・モード」も「攻撃ヘリ」も実に特徴的でプレイしていて楽しく、更にはゲーム演出もリッチで凝っています。当作品の「もがれる翼の断末魔!」というキャッチも大げさではなく、激しいドッグファイトの上で撃墜した敵機の最期にプレイヤーは様々な感情を覚える事でしょう。このあたりはHDならではの表現力がプレイヤーの没入感を高めるという好例ですね。

現在のバージョンでは体験する事が出来なかった「エアストライク・モード」や「カオスなオンライン」、そして個人的に一番楽しみにしている「大型爆撃機」等の情報にも大いに期待してしまいます。

※次は質疑応答について書きます。

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