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2011年10月6日の発売が予定されているPS3「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲&降誕の刻印 HDコレクション」のオリジナル(PSP)との公式比較映像が公開されていますのでご紹介。






youtubeの画質でもHDリファインの効果は良く判りますね。元々PSPタイトルとしては最高クラスのグラフィックや演出を誇っていたタイトルではありますが、こうやってHDリファインされることで更なる上のレベルの映像美を手にしています。張り替えるテクスチャの品質次第ではこのクラスのリマスターも可能であるという事は理解してはいるものの、やはり驚きですよね。

しかしGOWの本質はグラフィックだけではありません。シリーズを少しでもプレイした方ならご理解いただけると思いますが、思わずのめり込んでしまう軽快で爽快な操作感覚、考え抜かれたゲームバランス、QTEを始めとするゲーム演出の適切な差し込み方、今となっては飛びぬけた要素は無いものの全てが高いレベルで融合して一つの「実に面白いアクションゲーム」に仕上がっているのです。

これは外伝扱いであるPSPの2作品でも踏襲されています。シリーズを重ねることで初期の主要スタッフはスタジオを離れていますし、更にPSP版はオリジナルのサンタモニカスタジオではない外注作品という事を考えると驚異的な事です。シリーズを問うことなくゲーム制作時の約束事やチーム内での意思疎通が機能していないと実現不可能なことでしょう。

個人的にはGOWの新作を切望しているという訳ではありませんが、サンタモニカスタジオの新作には大いに期待しています。gamescomが欧州のイベントである事を考えると北米スタジオの新作が発表される可能性は高いとは思わないのですが、GOW3発売後のスパンを考えるとそろそろ発表されても不思議ではないのですよね。

B005FIW3E8ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲&降誕の刻印 HDコレクション
ソニー・コンピュータエンタテインメント 2011-10-06

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