当ブログは速報サイトでも情報サイトでもありません。私自身が興味を持った事案を取り上げ、それを題材に自分の主観を文章で表現しているだけです。事なかれで中立を保つつもりも、蝙蝠のように煽って注目を集めるつもりもありません。それだけに、なるべく管理人個人の価値観や主観を前面に押し出せる文章を書いていきたいと心がけています。

このあたりは結構な期間ブログを書いていても迷うといいますか、あとから読み返して「ブレてるなぁ」と思う記事が多いのです。一番判り易い最近の例で書きますと、任天堂の3DSカンファレンスに関する記事が顕著かな。

サードからMH3Gやミクと言ったタイトルを持ち込んできた任天堂の財力や手腕に感嘆しつつも、「個人的には全く興味が無い」タイトルばかり、更には任天堂ソフトにも興味が無いとあっては棒読みで「うわー凄いなあ」と呟くことだけでした。勿論多くのゲームファンや業界にとっては大いに話題となるであろうタイトル群ですし、3DSは私も所有しているハードですから今後に期待する気持ちもこめて該当記事を書きました。

もう一つ忘れないようにしたいのはクリエイターに対するリスペクトの心。ゲームに限らず創作物に対する批評はネットの随所で読むことが出来ます。プレイヤーは自分自身の小遣いからゲームソフトを購入している訳ですから、そのゲームが納得いかない場合に「何だよこれ」との想いを表現したい気持ちも理解できますし、否定する気もありません。

勿論、私自身も発売されたゲームについて色々と書いてしまうことはありますが、「自身の好み」と「出来不出来」と「明らかな不具合」はきちんと分けて考えるように心がけています。それも程度問題ですけど。

なるべく私自身の文章力の範疇で「自分の好みに合わない＝駄目なゲーム」では無い事をきちんと伝えるように努めたい。まぁそれ以前に、好みに合わなければ途中でプレイを中止して感想も書かない事が多いのですけどね（笑）

あと、ちょっとずるい感じで補足しておきますとリスペクトの対象は「コンピュータゲームをエンタテインメントとして昇華させる努力を怠らず、更には対外的な姿勢を崩さないクリエイターや集団」のみです。要するにゲーム制作の第一の目的を金儲けの手段であると公言し隠そうともしない、もしくは行動や言動に見え隠れする開発者や集団はリスペクトの対象とは考えていません。

でも、古くはヤマトの西崎氏みたいな商業主義に徹しすぎた人間が業界内から批判される傾向にありましたが、今は西崎氏や稲船のような人物が異端とされない時代なのかも知れません。だとしたら彼らを異端として批判するのは我々しか無いでしょう。

まぁ今後も好き勝手に書いていきます。

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