【注目記事:Vitaで「So-netモバイル3G」を使ってみた。


2011年12月27日より配信開始された「GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」の体験版をプレイしましたのでつらつらと感想でも。
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公式ブログ「【電撃PS×PS Vita】『GRAVITY DAZE』の体験版が配信!! その見どころ+αをインタビューでお届け!(Coming Soon タイトル紹介!!)」 | プレコミュ | プレイステーションR オフィシャルサイト

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体験版では基本操作のチュートリアルとバトルが楽しめます。キャラバン用らしく10分弱で楽々と体験版終了までプレイ可能です。サクッと体験出来るのが良いね。

独特なプレイ感で話題になっているタイトルだけに「操作が煩雑で難しいのでは?」という印象を持つ方もいらっしゃるかもですが、直感的にデザインされているのですぐに慣れます。タッチ操作は意外なまでに少ないですし、PS Vita自慢のハードウェアキーをバリバリ使用するゲームです。重要なのはモーション操作かな。

ただ、カメラに関しては個人的に縦軸の移動が早いと感じたのでカメラ移動スピードを少しだけ遅くしました。縦横軸で移動スピードが別途調整できたら良かったのに・・・と思いながらプレイを開始したものの、一旦重力制御や戦闘を体験するとスティックによるカメラの精度や重要性はさほど高くありませんね。このゲーム。

プレイのメインとなる重力制御状態では右スティックとモーション操作のどちらでもカメラを動かすことが可能になります。その際には大まかな視点移動をスティックで、その後の微調整はモーションで行うのが効率的でしょう。モーションやスティックのどちらか一方だけでもカメラ操作は可能ですが、自然と併用するようになりましたね。

空中を自由に移動できるようになると、次は戦闘です。キトゥンの基本攻撃であるキックで倒していくのも悪くありませんが、やはり重力制御しながらの「重力キック」が実に気持ち良くて爽快。ぶっちゃけ「ライダーキック」です。

なお、方向キーの上を入力することで主観視点に切り替える事が出来ます。空中浮遊の迫力は増しますが、個人的には第三者視点の方が好みですね。ライダーキックもその方が格好良いし。

雑魚敵を倒すと次はボスが出現します。ライダーキック、いや重力キックで弱点をチクチクと攻めて体力をゼロにすると、いつ覚えたのか不明な必殺技を派手な演出で発動してボス討伐完了。後は若干のイベントが流れて体験版は終了します。

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「GRAVITY DAZE」の面白さや新しさが濃縮された体験版でした。

新感覚の重力制御による空中浮遊や戦闘は「静と動」が巧みに融合し、不思議な爽快感とダイナミックな面白さが同時に体験できます。そして異国風で独特な色合いの世界観やキャラクタは何故か馴染みますし、デジタルコミック風のイベントシーンもさりげなくモーションが採用されていて興味深い。

PS Vita所有者なら一度は試して欲しいタイトルです。