2012年2月23日の発売が予定されている「アスラズラース」体験版が1月10日より配信開始されていますので早速プレイしてみました。
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体験版では「5話」と「11話」を遊ぶことが出来ます。

私は公開されている動画や情報を幾つかチェックしていただけでしたので、勝手に「ありがちなサードパーソンアクション」だと思っていたら、何気に「QTEゲーム」でした。更に5話はシューティングの要素も盛り込まれ、QTE+アクション+シューティングを混ぜ込んだ「ごった煮」ゲームという印象です。

あくまでも体験版の2ステージをプレイしただけでは「詰め込みすぎで若干ゴチャゴチャしているかな・・・」と感じる部分はありますが、外連味たっぷりでド迫力のカットシーンとQTEの相性は悪くありませんし、ゲーム進行がぶつ切りならないように工夫されています。演出を楽しみながら自然とゲームに参加している感覚です。

当作品が「まずは演出ありき」でプレイヤーを楽しませる事を第一に考えているゲームとするならば、このやり方が現時点では最適な解なのかも知れません。

グラフィックや動作に全く不満を感じません。開発にはUnreal Engineが採用されていますが、国産デベロッパがUE3を使ってこれだけスムースなゲームを開発できるのか・・・と感慨深くなりましたね。スクエニの「ラストなんたら」が技術力不足で開発中止になったことなんて嘘のようです(笑)

なお、11話は美しい月面での激しい戦闘中に流れるBGMが気に入りました。まさか、あの曲を使ってくるとはね。

「アスラズラース」はオリジナル作品にキャラクタゲームの手法を取り込んだ、ある意味「サイバーコネクトツー」らしいゲームだと感じました。QTEやカットシーンに抵抗がない、むしろ好きだという人ならば確実に楽しめるでしょう。私は体験版で購入意欲が相当にアップしました。

CAPCOM:ASURA'S WRATH 公式サイト