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2011年4月にコナミの子会社となった「ハドソン」が完全に消滅することが発表されましたのでご紹介。






コナミ、ハドソンを3月1日付けで吸収合併 | インサイド (ゲームビジネス、その他のニュース)

ハドソン、KONAMIへの吸収合併により消滅へ - ファミ通.com

2012年1月12日に行われた取締役会にて、コナミを存続会社としてハドソンを吸収合併を行うことで決議。同日付けで合併契約書を締結しました。消滅会社となるハドソンは、これに伴い解散となります。

うーん、「ハドソン」という名前すらも消滅してしまうのですね。

まぁ昨年4月にコナミの子会社化となって以降、6月には高橋名人の離脱、老害さくまの「桃鉄ジエンド」発言等々から飼い殺しは誰の目にも明らかでしたが、名前すらも完全に消滅させてしまうというのはコナミらしい?ドライさです。

ハドソンと言えば「桃鉄」や「ボンバーマン」を連想する方が多いでしょうが、これら2本のフランチャイズを現在までのひな形として育て上げたのが80年代後半に活躍したPCエンジンというNECから発売されたゲーム機です。ハードもソフトもハドソンが中心となって開発されていたハードですね。

マルチタップによる5人同時対戦は当時PCエンジンのみに許されたプライムで、私もボンバーマンの5人同時対戦は散々楽しませていただきました。桃鉄もパッドを次のプレイヤーに渡す必要が無かったのが嬉しかった。

そしてCD-ROM2の時代になって発売された「天外魔境」「天外魔境II」といったオリジナル大作RPG、「イースI/II」「エメラルドドラゴン」「アルシャーク」のようなPC版オリジナルを凌駕するような移植作品が数多く発売されました。個人的にはSFC/MD/PCEの三つどもえ時代で一番思い入れのあるハードです。

ありがとう、ハドソン。スーパースターソルジャーは俺の青春だったよ。

追記:続報によると「ハドソン」のブランドは継続されるようです。でもまぁ広告塔が去り、看板タイトルだった「桃鉄」クリエイターも愛想を付かしたブランドに未来は無さそうです・・・。