sen
2012年2月8日からPSNの名称が「Sony Entertainment Network(SEN)」に統合されることが告知され、大いに話題となりました。今回は「SEN」に統合された「旧PSN」に対する超私的な希望をつらつらと書いてみようかなと。





ゲームかなー : 「PSN」→「SEN」の衝撃、「so-net」の呪縛


この記事が公開される頃には正式発表されているのでしょうかね。今のところはPSN会員に対するメール告知のみですから、名称変更以外での詳報があるならば早く知りたいところです。

さて、今回の名称変更でゲーム機以外のSonyデバイスにおいても積極的な導入が加速されていくであろう「SENアカウント」に少しだけ期待していることがあります。

それは「トロフィー情報の完全非公開の権利」をユーザに与えて欲しいという事です。

「トロフィー」機能はフレンド間で獲得数を比較したりする事でゲームに対するモチベーションを高め維持させるソーシャル要素として普及しつつありますが、現時点ではトロフィー情報を完全非公開にすることは出来ません。

このあたり「コアなゲーミング体験は競い合うもの」という欧米的な、当ブログ的に表現するならば戦闘民族的な発想を基準にしている事が原因だと考えています。おかげでトロフィー情報をなるべく公開したくない人はゲーム用のアカウントとフレンド用のアカウントを別々に管理する必要があります。実に面倒だし不便な話です。

しかし、欧米の戦闘民族中心の世界なら辛うじて許された「PSN」とは異なり、音楽機器や映像機器等に「SEN」を採用し、同様にソーシャル的な要素を組み込んでいく・・・ならば話は別です。自分が視聴した音楽や映像の情報を他人に公開したくない人も少なくないでしょうし、ゲームよりも幅広い世代や層が対象になります。煩わしさから逆に「Sony機器を選ばない」理由になる可能性すらあるのです。

「ゲーム情報は強制公開だけど、その他は任意公開」というダブルスタンダードな運用はスマートではありません。自由を除外してスマートさを追求すると「窮屈」になるのです。

もし、トロフィーの強制公開が解除されたならば、元々メインで使っていたアカウント一本に絞る事ができるのですが、フレンド上限100人に到達していたような・・・。