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ファイアーエムブレムシリーズで有名なゲームクリエイター、加賀昭三氏が自身のブログでゲーム制作について語っていた事が話題になっていますのでつらつらと。







転載は控えますが、

「ゲーム制作は過酷」「過酷でなければ良い作品は作れない」「だから若さが必要」という理由から50歳で現役を引退されているとの事です。

私はゲームの制作経験はありませんが、他の業種や職種であっても、根を詰めて集中して自分を追い込んだ方が良い仕事が出来る場合があります。でも、一人で出来る事は限られていて、結局は自己満足で終わっている事も少なくありません。

ゲーム制作も1980年代と今では開発規模や要求される品質が桁違いだという事は、部外者である私でも判ります。数年間掛けて開発する大規模なプロジェクトなら尚更、効率よく開発を進めないと経費は嵩む一方です。

昨今では日本と海外のゲーム開発体制が比較される事が多々あります。GDC2012でもその話題が飛び交った事も記憶に新しいですよね。アイデアとか世界観とか開発技術とか、色々な点が指摘されていますが、一番大きな差は「プロジェクトの管理者」だと私は感じています。

本来であれば「管理者」として過去の経験や知識をプロジェクト管理に活かすべき立場の「優秀なベテラン」が年齢や体力を理由にリタイアする業界では、「ゲーム」がエンタテインメントとして次のステップに進む事は難しいと思うのは私だけでしょうか。