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ソニーとパナソニックが有機EL事業で提携するという情報が話題になっていますのでご紹介。





ソニーとパナソニック、有機ELテレビ事業で提携交渉 | Reuters

[東京/大阪 15日 ロイター] ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)とパナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)が有機ELテレビ事業で提携交渉に入ったことがわかった。両社の幹部が複数回の交渉を持ち、量産技術を共同開発する可能性を検討している。複数の関係筋が15日、ロイターに明らかにした。

ソニーの平井社長が有機EL事業について「他社との協業」を示唆していた事は気になっていましたが、まさか相手がパナだとは思いませんでした。

Sonyが世界で最初に発売した有機ELテレビ「XEL-1」を発売日にゲットしている私としては、大画面の有機ELテレビ購入は一つの夢です。出来ればパナかソニー製、最悪でも国産製品を待ち望んでいただけに、今回のロイター報道は真実であって欲しいものです。

ソニーとパナの連合軍と言えば、Blu-ray規格が真っ先に浮かぶ人も多いでしょう。昔から何度も規格争いを続けてきた両者が手を組んだBlu-rayは「最後の光ディスク」と呼ばれる事もある完成度の高い規格です。

しかし今回の有機EL事業タッグは「日本企業の生き残り」を賭けた厳しい戦いに立ち向かいます。「性能と価格のバランス」ではなく、国内外問わずに「安さと性能」の両方が容赦なく要求されるのですから仁義なんぞありません。

正直なところ、これから参入しても旨みの少ない事業だとは思いますが、モノ作りの企業がモノを作らなくなると終わりです。ソニーやパナから発売される大画面有機ELテレビの発売を心待ちにしたい。それまではパナのプラズマで頑張ります。