これは発売日を含めた続報が近々発表されるという事でしょうか・・・と少し前なら書いていたところですが、今はちょっと見方が異なります。

タイトルにも書いたとおり、昨年12月に「メタルギアソリッド ライジング」の迷走具合が赤裸々に語られてしまった事が我々ゲームファンに与えた影響は小さくありません。

ゲームパブリッシャが「開発中止」を発表するタイミングには意味があります。中止になったからと言って馬鹿正直に報告するところは無く、新作タイトルが発表されたタイミングにひっそりと開発中止が報じられる事もあるでしょう。「発売予定の新作タイトル」はソフトハウスにとって大切な財産なのです。

しかし、最近ではあまりに放置されたタイトルに対して「開発中止？」という疑念を持つ一般のゲームファンが増えてきたような気がします。これが「ライジングショックの功績」だと私は考えています。

今回のスパロボOGに関する記載は「アリバイ」に近いものでしょう。実際に開発は進められているのでしょうが、具体的な情報を公開できるまで放置していると変な噂が立ってしまいます。

それにしても、当初2011年9月29日だった発売日が「未定」へと延期発表されたのが2011年7月中旬です。さすがに6月～7月の発売は無いでしょうし、8月は恐怖の大王が待ち受けています。となると早くても9月以降になりますが、1年近くも延期したタイトルに「クオリティアップ」という理由は若干苦しい・・・。まぁ他のタイトルにスタッフを取られて一時期中断していたというところでしょうかね。

スクエニの「ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII」が無事発売された暁には、発表から発売までの開発の進捗や紆余曲折を赤裸々に書いた本を出して欲しい。ゲーム内容より楽しみかも知れない。