ffxiv
2012年秋からの新生クライアント開始が予定されている「ファイナルファンタジーXIV」のロードマップが一部変更されることが明らかになりましたのでご紹介。





第28回 FFXIVプロデューサーレター (2012/05/28)


一点、既に告知させて頂いている新生FFXIVロードマップについて変更があります。
6/5からアメリカのロサンゼルスで開催されるE3にて、
新生FFXIVの新たなトレーラーを公開させて頂くつもりでしたが、これをスキップします。(公開中のロードマップも更新させて頂きました)

開発チーム、ヴィジュアルワークス、サウンドチーム、PRチーム、総動員で動いており、E3公開予定だったトレーラー自体は既に完成しています。
ですが、今回のグローバルPRプランの最終打ち合わせの出張の中で、「新生FFXIV」を世界的にかつ、大々的にアピールするために、もっと多くの素材を同時に公開する方が、より効果的だろうという決断をしました。

新生FFXIVを成功させるためには、既にプレイして頂いている皆さんはもちろんのこと、PS3版をお待ちの方を含め、より多くのお客様へのアピールが必要となります。
ロードマップの変更は、本当に申し訳なく思いますが、より多くのお客様へ、より強いアピールのためと、ご理解頂けると大変助かります。

順調に進んでいる新生FFXIVの開発スケジュールを最優先に考え、更にインパクトのある素材を貯めて、大規模なPRに繋げたいと思います!

新生ファイナルファンタジーXIV開発スケジュール(ロードマップ)

ffxiv

ロードマップによると最新トレイラーを含む本格PR開始は8月まで延期されるようです。そのタイミングが欧州最大のゲームショウgamescomの場なのか、それとも独自イベント等なのかどうかは明らかにされていませんが、E3以上に全世界をターゲットとしたアピールの場が存在するとは思えません。

今まで一度も見たことが無いPS3版の映像公開が遅れることは素直に残念ですし、3年前の「E3 2009」SCEカンファレンスの場で「ファイナルファンタジーXIV」が発表されているだけに、「E3」という舞台での公開にある種の感慨を期待していたのも事実です。

とはいえ、正直なところ「新生FFXIV」がどれだけ見違えるほど改良された面白い作品として生まれ変わったとしても、10年を生き抜いた前作「FFXI」のような成功に導くことは難しいと考えています。

でも、開発力が色々と指摘されているスクエニの「本気」を確認できる良い機会だとも考えています。そして、色々な先入観を抜きにして新たなゲームを楽しむことが出来るのか?自分自身のゲームへの取り組み方も問われることになりそうです。