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「FINAL FANTASY」シリーズ生誕25周年特設サイトに寄せられたスクウェア・エニックス和田社長のコメントが話題を呼んでいますのでご紹介。





4Gamer.net ― 「FINAL FANTASY」シリーズ生誕25周年を記念した特設サイトがオープン。FFの関連情報や,和田洋一氏のコメントが公開

ファイナルファンタジー25周年に寄せて | FF25周年更新情報 | ファイナルファンタジー | SQUARE ENIX


私がスクウェアに入社したのは2000年のFINALFANTASY IX発売前でしたから、25周年の内、約半分を共に過ごした事になります。
長く寝食を共にして分かった事は、FFとは、クリエイター達と、世界中のファンの皆様の子供だという事です。
そしてこの子は、溢れるような愛情を注げば注ぐほどいい子に育ちます。
25周年を契機に、私達は次の25年に向けて歩み始めました。
ファンの皆様に喜んでいただけるために我々開発側がお約束できる事が一つだけあります。 
それは、才能は勿論の事、FFに対する愛情が誰よりも強いクリエイターにしか開発してもらわないという事です。
これからも皆様に愛されるFFであり続けるために心血を注いでまいりますので、どうかご期待ください。

スクウェア・エニックス・ホールディングス代表取締役社長 和田洋一
素晴らしい文章。勿論プロに書かせたものでしょうが、でも、なんでしょう、この違和感、この「お前が言うな」感。どのような美辞麗句だろうと、スクエニ和田の名前が冠されてしまうと「イラッ」としてしまうマジック。これぞ人徳、まさに人徳だと思います。

才能は勿論の事、FFに対する愛情が誰よりも強いクリエイターにしか開発してもらわないという事です

んー、どうしてシンプルに「面白いゲームを開発する」と書けないのでしょう。クリエイターの才能や作品に対する愛情よりも、「面白いゲーム」「楽しいゲーム」が優先されるべきです。才能や作品愛に溢れるスタッフから産み出された「駄作」は珍しくありません。

でも、私が和田社長を見ていて心底凄いなぁと思うのは「心の強さ」です。これだけ世界中から尊敬されていないゲーム会社の社長って少ないと思うのですが、我々のような下々の者達に何を言われても気にもならないのでしょうね。強いわ~。