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驚異の新エンジン「Luminous Studio」の技術デモ映像を公開したばかりのスクウェア・エニックス和田社長インタビューがファミ通.comに掲載されていますのでご紹介。





スクウェア・エニックスが攻める! 和田洋一代表取締役インタビュー【E3 2012】 - ファミ通.com


――すでにLuminous Studioを適用されているタイトルはあるのでしょうか?

和田 ゲームエンジンとしては、まだ使用していません。ただ、タイトルによって、Luminous Studiを開発する過程で得た知見を活かしているものはあります。社内リリース時期については、そのゲームがいつ出るかはさておき、年末から来年の早い段階にはLuminous Studioを使い始めてほしい、と個人的には望んでいます。

「いつ出るかはさておき」というくだりに笑いそうになったのは私だけでしょうか。前々から思っていた事ですが、スクエニ、いや、和田さんって悠長な御方なんですよね。「世界を狙ってほしい」と言って、ポテンシャルの高い開発環境を用意して「いつ出るかはさておき」なゲームを「年末から来年の早い段階」に開発スタートさせる・・・。

このあたりが単なる「外面の良さ」という風に感じられないのは、現在のスクウェア・エニックスがリリースしている作品群の品質やスパン、予定されているタイトルによるものでしょう。なにせ国産のHDタイトルで存在が明らかにされているのは「DQX(Wii U)」「FF ヴェルサスXIII(PS3)」「FFXIV(PS3)」ぐらいなのですから。

現在、世界でヒットしている各ソフトハウスの人気フランチャイズがどのような体制やスパンで開発されているかどうかを考えると、スクエニのやり方が逆行していることが判るでしょう。

大手デベロッパでもPS3黎明期には出来の悪いマルチタイトルが数多くリリースされていましたし、不具合だらけのタイトルもありました。しかし、開発を重ねるにつれて大きな問題を抱えたタイトルは激減し、皆無と言っても良い状態にまでなりました。

勿論、開発環境やエンジン等の整備や進歩もあるのでしょうが、それ以上に「作り続けている」事が大きなノウハウとなって開発品質を向上させている事は間違いありません。

――それも、工房という環境作りの一環なのですね。では、最後に、日本のゲームファンに向けてメッセージをお願いします。

和田 以前は愛情の裏返しで、いろいろな意見をゲーム会社にぶつけることが多かったですよね。ですが近ごろは、そういった勢いがあまりないように思います。これは、あきらめ始められているからではないかと思うんです。僕が怖いのは、日本のゲーム会社が期待されなくなることです。日本のゲームユーザーの皆さんには、日本のゲーム会社にもっと期待してもらいたい。我々は、それに全力で答えていきたいと考えています。

頭の良い人って時折こういう事言いますよね。「いや、お前の会社の事やろ?」とか「もう諦められてるって・・・」というツッコミを前提とした自虐的なのか判らないコメント。