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各社が第1四半期の短信を発表する中、ダントツで景気が良かったのはバンダイナムコでしょう。





バンダイナムコHDが2013年3月期第1四半期決算短信を発表 コンテンツ事業の利益は前年同期比2280%増に - ファミ通.com


注目のコンテンツ事業は、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』や人気キャラクターの景品を中心に、業務用ゲーム機販売が好調に推移。また、ネットワークコンテンツは、『機動戦士ガンダム』シリーズや『ワンピース グランドコレクション』などのソーシャルゲームが業績に大きく貢献するとともに、パチンコ・パチスロ向けの液晶基盤販売が好調に推移した。家庭用ゲームソフトでは、米国地域においてプレイステーション3・Xbox360向け『ソウルキャリバーV』、『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション』の販売が貢献するとともに、映像音楽コンテンツでは『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン』が人気となった。
 この結果、コンテンツ事業における売上高は569億68百万円(前年同期比60.0%増)、セグメント利益は123億67百万円(前年同期比2280.0%増、前年同期は5億19百万円のセグメント利益)と、大幅な増収増益となった。
セグメント利益「2280%増」が目を引きますし、それ以外の項目も含めてバンダイナムコHDは大幅な増収増益となりました。

ゲーム部門で特徴的なのは「家庭用ゲーム」と「ソーシャルゲーム」の両方でバランス良く成功を収めていることです。映像コンテンツも同様ですが、バンダイナムコが持つ最大の強みである「コンテンツ」を最大限に活かす施策が功を奏しています。

そして、国産ソフトハウスが軒並み苦戦している欧米市場においても、自社コンテンツを中軸として展開していますから「日本市場と海外市場」の乖離に苦しむことはありません。

バンダイナムコに限っては、苦労してシューターを開発する必要は無く、一時期の迷走期間をしっかり反省して今に繋げているだけに死角はありません。他のメーカーでは真似が出来ない事ですけどね・・・。