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プラチナゲームズ神谷英樹氏がSCEAが鋭意開発中の「PlayStation All-Stars Battle Royale」をバッサリと切り捨てていますのでご紹介。






正式発表以降、任天堂の『スーパースマッシュブラザーズ』との類似点が国内外のフォーラムなどで何度か指摘されている『PlayStation All-Stars Battle Royale』ですが、プラチナゲームズの神谷 英樹氏が同作に対し「パクリ(rip-off)だ」という意見をTwitter上でツイートし、海外で話題になっています。

これは他のTwitterユーザーから、『PlayStation All-Stars』に神谷氏の過去作に登場したキャラクター達が参戦するかどうかについてなどを問われた際に返答したコメントで、神谷氏は「あのゲームは好きじゃない」、「完全にパクリだ」、「パクリは好きじゃない。それが全てだ」、「そしてモラルを投げ捨てよう。素晴らしいね」とツイート。現在もツイートは削除されておらず、各発言は同氏のアカウント上から確認が可能です。

神谷氏は「ファンを喜ばせるために、あなたは“何でも”出来る。偉大なセオリーだ。自分の考えには完全に反しているけどね」ともツイートしています。

私自身は任天堂のスマブラをプレイしたことは無く、話題の「PlayStation All-Stars Battle Royale」に関しても映像でしかチェックしたことはありません。要するに「映像だけ」で比較するならば両者は似ています。

勿論SCE側はスマブラのゲーム性を研究しつくした上で「違う面白さ」を追及しているはず・・・ですが、ビジュアル面で「似ている」ものはどうしようもありません。神谷氏が業界人だとしても他社の、しかも海外デベロッパが開発中のタイトルを触る機会は無いでしょうし、我々同様に「映像や情報だけ」で判断して一連のツイートを発しているものと思われます。

勿論、アクションゲーム開発者ならではの見方もあるでしょう。ある意味我々一般のゲームファンよりも「見た目での類似」を忌避している可能性だって否定できません。神谷氏ご本人が「パクリ」の基準を提示してる訳ではありませんが、「似ていても面白ければいいじゃん」というのはクリエイターの視点ではNGなのかも知れませんし、それ以上深い部分を「気遣う義理」も存在しないのです。

私は当該タイトルが「パクリ」か「パクリでない」かにさほどの興味はありません。どうせプレイしないですからね。それ以上に、SCEが「ファミリー向けタイトル拡充」という呪縛にこれ以上引っ張られない事を祈るばかりです。

現時点ではコア向けとのバランスが悪いとは思わないので問題はありませんが、MSのキネクト推し同様に、SCEWWSがファミリー向けに傾倒されてしまうと遊ぶゲームが無くなります。