zaki
gamescomの紹介しきれていない情報が数多く残っていますが、若干違うジャンルの話題でもつらつらと。






ソーシャルゲーム、グリーとDeNAから離れる動きも・・・朝刊チェック(8/15) | インサイド (その他、全般のニュース)


■日本経済新聞3面「交流ゲーム 陰る成長」
ソーシャルゲーム各社の高成長が曲がり角をむかえ、ゲーム開発会社に配信プラットフォームの見直す動きが出ています。バンダイナムコゲームスはApp StoreやGoogle Playにゲームの配信を開始し、コナミも米ソーシャルゲーム大手と提携して配信していくということです。またKLabも今後配信する30本のソーシャルゲームのうち19本はApp Storeに展開するなど、グリーとDeNAに偏っていた配信先を多様化しています。グリーやDeNAに配信すると、売上の6割が開発会社の取り分となりますが、App Storeだと7割が取り分になるので両社から離れた方が利益が上がると話すゲーム会社もでてきています。

任天堂ファンにとっては任天堂以外は敵なのかも知れませんが、「フルプライスの家庭用ゲーム」に馴染み、そのスタイルこそが作り込まれた面白いゲームを作る手法だと信じている「古くからのゲームファン」にとっては「モバゲー」「グリー」こそが敵であり、絶対的な憎悪の対象だったりします。

しかし、国内の大手サードがソーシャルへと注力する流れに歯止めが掛かっているとは思えませんし、今以上のペースでソーシャルシフトしてしまえば国内の「ゲーム専用機」文化は遠からず滅びます。残念ながら、「コモディティデバイス+基本無料」というスキームは殆ど無敵だという「半ば諦め」の認識だってあるのです。

これがアナリストならば「どうせソーシャル化するならば、日本のプラットフォームで」という意見が出てくるのでしょう。それも正論だと思います、日本の企業が力を持つことを否定するつもりはありませんが、「モバグリじゃなければ良いのか?」という考えに対しての答えは今のところ出せそうにありません。

幸い、私個人は海外制作の所謂「洋ゲー」も好んでプレイしますから大きな問題は無いのでしょうが、所謂「和ゲー」も好きですからねぇ。やはり、今を楽しむしか無いのでしょうか、それも寂しいものです。