hama2012年10月12日に開催されたエンターブレインの基調講演で浜村氏がゲーム業界について語っていますのでご紹介。






エンターブレイン・浜村弘一による講演”ゲーム産業の現状と展望 2012年秋季 ~クラウドゲーム開幕、ソーシャルアプリ第二幕~ 止まらないゲーム産業”が開催 - ファミ通.com
下期の展望としては、日本は「ニンテンドー3DSは好調を維持、Wii Uが発売となり、PS3にも有力タイトルが複数控えているため、市場は伸びていく」と予測。これに対して据え置きゲーム機が主流の欧米では「Wii Uの普及と、噂の絶えないPS3とXbox 360の次世代機待ちの状態になっている印象。下期に強力なタイトルも少なく、ふたたび成長の兆しが見えるのは少し先、2013年以降になりそう」との見方を示した。

レポートを読む限りでは、いつも通り「誰でも知っている事、予想できる事」をドヤ顔で披露しているだけの浜村氏らしい基調講演だったようです。国内外で公開されている情報を掻い摘んで報告しているに過ぎず、個人的には「その先の見解」を知りたかったところです。

まぁ記事にはならないオフレコ発言も多いのでしょうが、この記事だけを読んでしまうと浜村氏がゲーム業界の重鎮だとは思えませんね。新清士レベルかと。

まぁ日本に関してはWii Uによって据置機への注目度が高まることは良い事だと思います。

正直なところ、今の日本の携帯機用ゲームって「携帯ゲーム機で出す必然性」が無いものが殆どです。オフラインのRPGなんてその最たるものですよね。開発コストや市場ベースのみでハードが選択されている事も理解はしていますので、そのあたりのバランスをもう少し引き上げるカンフル剤として「Wii U」が立ち上がってくれたら嬉しい。

来年の今頃、浜村氏は基調講演でどのような事を語っているのでしょう。