pac著名なゲームアナリストMichael Pachter氏がWii Uに対する最終見解を語っていますのでご紹介。






Exclusive: Pachter Examines Zynga's Flailing, sees Wii U Failing - [a]listdaily

Q:Wii Uは価格および出荷する準備ができています。 私たちは、あなたがコンソールと任天堂のハードウェア戦略について強い意見を持って知っている。 我々は貴方に最終的な見解をお伺いしたい。

マイケルパクター:私はコンソールのファンではない。 私はゲームパッドやテレビという2つの画面を見る事で、視点が分散されるDSと同じだと考えています。違いは、DSは視線上に両方の画面がある事です。 それが前後に切り替えることは簡単です。 WiiのU上のゲームパッドでは、前後に見なければならない、それが自然ではないのです。

私はコンソールがDSよりもずっとパワフルになるだろうと理解している。 それはあなたがコンソールに似ている偉大な経験をしたのに、タッチスクリーンを利用します、完全に可能です。 しかし、私は、ほとんどの開発者が仕掛けなど非常にDSのいずれかとしてゲームパッドを見て、ゲームは彼らのためにも良くないので、彼らはタッチスクリーン機能を組み込むことにしたくないと思います。

あらら、少し前は「ベヨネッタ」愛を語っていたPachter氏ですが、結局のところは以前からの見解通りWii Uのギミックに関しては懐疑的みたいです。WiiやDSに満足していた任天堂ファンがロンチに飛びついた後は、現状の価格では苦しいだろうとも。

また、サードパーティは特徴的なWii Uゲームパッドの機能を極力ディセーブルするだろうとも語っていますが、それでもPS3/Xbox360タイトルとのマルチがロンチの段階から色々と発売される状況から考えるとWiiよりは遙かにマシでしょう。但しその場合、Wii Uの価格はPS3/Xbox360よりも割高である事がネックになります。

私はWii U普及の切っ掛けは「次世代PS/Xboxへの移行」だと考えています。

Pachter氏をはじめ海外ではSCEやMSの次世代機に対する期待値が高まっていますが、正直なところPS3/Xbox360以上の成功を収めるとは到底思えません。プラットフォームホルダーや大手パブリッシャは意気揚々と高性能ハードに取り組むでしょうが、現行HD機ビジネスが軌道に乗っている中堅以下のパブリッシャにとっては頭の痛い話です。もし、次世代ハードに後方互換性が無ければ目も当てられません。

そのような状況に陥れば、現世代機としては洗練された性能を持つWii Uが主導権を握る可能性だってあります。MSやSCEは一旦次世代機を出してしまった手前もあり、次世代機に注力するしか道は無いのです。

噂されている来年以降の次世代機を一番望んでいるのは任天堂なのかも知れませんね。