5pb人気ADV「STEINS;GATE」の続編が発表されていますのでご紹介。





4Gamer.net ― ラボメンの数だけ物語がある――MAGES.人気ADVの続編「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」を本日発表。PS3とXbox 360で2013年春発売

STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム



さてさて、名作と評価されている「STEINS;GATE」の最新作として「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」が発表されました。「ダーリン」のようなファンディスク的なものではなく、本編を踏襲した作品との事で「続編」的な内容なのかも知れません。物語は既に完結してるという話も聞きますが、そこからどのように話を膨らませる事が出来るのか?シナリオライターの腕の見せどころでしょう。キャッチコピーからすると本編途中の時系列なのかな?

しかし今回の発表で何かが引っかかる人も多いはずです。


本来であればこのタイミングで7月の千代丸氏ツイートにて存在が仄めかされていた「『ロボティクス・ノーツ』に続く、科学ADVシリーズ最新作」が発表されるはずだったのでは無いでしょうか?

今年6月に発売された「ロボノ」は現時点で累計10万本。ADVタイトルとしては売れている方ですが、2週目以降の落ち込みが半端ではありません。アニメ放送以降も伸びる気配は無く、「STEINS;GATE」がゲーム自体の高評価とアニメ化効果で息の長い作品となったのとは対照的です。

勿論、「ロボノ」が失敗したからシュタゲ続編の開発を開始したとは思いませんが、「シリーズもの」は前作の評価がセールスに影響します。「科学アドベンチャー」のブランド力をこれ以上失墜させないためにも「シュタゲ」様の信者力をアテに、一旦持ち直しておこうと考えたのかも知れません。

しかし、前述した通り一旦終わらせた作品の「続編」ほど危険なものはありません。大抵は「蛇足」になりますし、オリジナルの人気や評価に悪影響を与える可能性もあります。本編で魅力を出し切ったからこそ「名作」へと昇華する訳ですし、むしろ「出涸らし」状態なのは当然だと思います。更に「○○にはまだ伝えきれていない魅力が隠されている」的なクリエイターのエゴと、購買力が高いファンボーイ達とは往々にしてコンフリクトします。

商品としても作品としても成功する気配が感じられない「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」がどのような売上や評価を残すのか?来年春の楽しみが一つ増えました。