sw発売されたばかりの任天堂次世代機『Wii U』の逆ざや額に関する情報が話題になっていますのでご紹介。





任天堂、背水の陣 岩田社長の覚悟  :日本経済新聞
Wii Uには復活を賭ける岩田の執念と覚悟が随所に反映している。機能満載のWii Uの価格は「3万円を上回るだろう」との事前予想に反して、2万6250円からに設定。発売当初は「逆ザヤになる」(岩田)という。業界関係者は「1台売るごとに1万円前後の赤字になるだろう」と分析する。

 今回、部品メーカーへの値下げ要請はかつてないほど強かったという。「任天堂のある役員は『今回は背水の陣だ』とつぶやいていた。ソニーのゲーム機参入などこれまで幾度か危機はあったが、任天堂さんがこんな言葉を使うのを初めて聞いた」(部品メーカー関係者)。

「逆ざや額」が1万円前後という分析には驚きましたね。岡三証券は5000円と試算していましたし、北米任天堂レジー社長のコメントあたりから3000円~6000円の間ぐらいなのかな?と予想していた人も多かったのではないでしょうか。私も「Wii U ゲームパッド」の価格(税別12800円)から、ベーシックの適正価格は32000円、逆ざや額は7000円ぐらいと予想しています。

とはいえ、「逆ざや」かどうかが語られることはあっても「逆ざや額」が公開されることはありません。それはSCEにしてもMSにしても同様で、明らかになるのは「逆ざやで無くなった」と事後報告されるだけの話です。「Wii Uの逆ざやは無くなりました」と岩田社長が報告するのはいつ頃のタイミングでしょうかね。